ランニングシューズは「実際の足の寸法よりも0.5~1.0㎝大きなサイズのを履くべし」って聞いたことありませんか?
トライアスロンの先輩から聞いたこともありますし、専門誌などでも読んだことがあるような気がします。
私も昔はそれを忠実に守ってましたよ。

し・か・し
それだと、つま先はもちろん、甲周りがスカスカで、安定しません。
安定しないのを是正するためにヒモをきつく締めるわけですが、そうすると結んだ紐が地面に付くくらい余ってしまいます。
にもかかわらず、足首周りが広すぎて踵が浮くような感じで、
「駄目だこりゃ」
と思い、
結局は自分の足の寸法と同じ27㎝のシューズを履いています。
しかも、ナロー(幅狭)タイプです。
なぜナロータイプなのかというと、 
ショップで足を3D計測してもらったところ、右足は26.96㎝、左足は26.78㎝でした。
そして、ワイズはJIS-Dで細身なんです。
踵なんて標準よりかなり細いことがわかりました。

【参考 ワイズ表】


 
アシックスやミズノは日本人標準の足型に合わせてシューズを作っています。
標準より細身の足型の私は、ナロータイプでないとフィットしません。
ランニングシューズは踵・側面・甲にブレ防止の補強の加工がされていて、足をきっちりホールドすることでそのシューズの性能が活きてきます。
フィットしないシューズを履いて中で足がブレまくっていては、それが15,000円のターサーJAPANだろうが、ウェーブエンペラーJAPANだろうが、機能を殺して全然速く走れないんですよ。
 
私は、ミズノのウェーブエンペラーのナロータイプ27.0cmを履いていますが、足先にまだ余裕があるような気がします。
今度、思い切って26.5cmを試してみようかと思います。
 
ヒモを締めたときに
●結んだ紐がかなり余る。
●シューズの中で足の指を自由に曲げることができる
●走っていてシューズ内で踵が浮く
●走り出すと膝や足裏が痛くなる
●つまづきやすい

こんな場合はシューズが足にフィットしていないかもしれません。
「少し大きめのシューズを履け」という今までの固定概念を捨ててみてはどうでしょうか。
「シューズの=足の寸法」を是非試してみてください。

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