トライアスロンは
必要最低限のウェア類と機材がそろわないと始められません。
しかも水泳、自転車、ランニングの複合競技ですので、
それぞれ単種目の選手に比べて出費が膨らむのは否めません。
しかし、その分、その出費に見合った達成感が味わえるのがトライアスロンです。

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出費が多くなるなら、
購入するグッズのチョイスは失敗したくないですよね。
そこで、トライアスロンをゼロから始めると仮定して、
レースに初出場するまでを順序立てて辿って行きたいと思います。

1、水着等を購入する
2、水泳練習を始める
3、ウェットスーツを購入する

4、バイク等を購入する
5、バイク練習を始める

6、ランニングシューズ等を購入する
7、ランニング練習を始める

8、日本トライアスロン連合に加入する
9、レースに出場する

ざっくり書くとこんな感じでしょうか。
1~34~56~7は同時進行になります。
つまり、各種目ごとに3軸のフローです。

練習は各種目専門のウェアでOKですが、
レースでは3種目共通のトライアスロン専用ウェアを着ることがほとんどなので、
早い段階でトライアスロンウェアも購入すると良いでしょう。

フローで書くとすごく単純な流れなんですが。
ゼロから始めて初レースに出るまでは半年~1年必要です。
ノウハウ本などで、「3ヶ月以内に完走できる」などとうたうものもありますが、
よほど身体的才能に恵まれているか、
他のスポーツでベースが構築されているなど、
ごく限定された人以外は3ヶ月でレースを「完走」というのは無理があると思います。
初心者のうちはとにかく故障しやすい時期です。
無理をして怪我をして、せっかく始めたトライアスロンを辞めてしまうなんて、
とても残念なことです。

私は初心者にコーチングをする際には、
早くレースに出たい気持ちをぐっと抑えて、
最初のシーズンはベースづくりに専念して
2シーズン目にレースデビュー、
というのを推奨しています。
最初のシーズンの後半には力試しや、会場の臨場感を経験するために
5km~10km程度のランニングイベントなどに出るのはありだと思います。