ガーミンのスマートウォッチ「ForeAthlete945」(以下945)を購入しました。


GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 945

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これまで1グレード下のforeathlete935を使っていたので、
操作方法に戸惑うこともなありません。

早速、よく使うデータフィールドの設定や、
各種の外部センサーとのペアリング等を済ませ、
ランニングで使ってみました。

「GPS」と「GPS+GLONASS」モードの比較

カタログスペックでは、「GPS+心拍計」利用時でバッテリーは32時間持つということです。
ですが、これはあくまで最大値です。
測位の設定を「GPS」のみにして、
さらに、気圧計やオートラップ機能、外部機器との連携などを
かなり制限して、32時間なんだと思います。

各種センサーの利用や、測位の設定によっては
もっと早くバッテリーが減るでしょう。

しかし、せっかくなら、様々な機能を活用したいし、
測位の精度も上げたいですよね。
測位に関しては
「GPS」よりも
「GPS+GLONASS」設定のほうが精度が上がります。
アメリカのGPS衛星に加え、ロシアのGLONASS衛星からの情報も受信するからです。
ただし、たくさんの衛星とやりとりをするため、バッテリーが早く減ります

ちなみに、945は「みちびき」の信号は常に受信する仕様のようです。
つまり、
「GPS」設定=「GPS+みちびき」
「GPS+GLONASS」設定=「GPS+GLONASS+みちびき」
ということです。

「GPS」「GPS+GLONASS」の測位精度の違いを確かめてみた

「GPS」と「GPS+GLONASS」の各設定での
測位の精度にどの程度の違いがあるかを調べてみました。
前述のように、どちらの設定も「みちびき」はデフォルトで受信しますので、
画像の表示は「GPS+みちびき」、「GPS+GLONASS+みちびき」となっています。

受信する衛星の設定以外で、
私が普段利用している測位精度に影響を与えそうな機能が下記の通り。
これらは常にオンになっています。

●高度計・気温系利用→高度・暑熱適応機能あり
●高度計の自動校正あり
●コンパス利用あり(初期設定のまま)
●沿面速度、沿面距離測定あり

比較したコースは私が普段、ランニングに利用する一般道で
往復2.5km強で、約40メートルの高低差がある舗装道です。
ここを3往復してみました。

距離と累積標高

距離の測定値の差は50メートル、
累積標高の差は6メートルでした。

常に道路の同じラインを走れるわけではなく、
折り返すUターンの半径なども
毎周少しずつ違います。
また、累積標高に関してはコース全体の高低差が40メートル近くあることを考えると、
この計測値の違いは誤差の範囲内と言えるのではないでしょうか。
 

コース全体の軌跡を比較

コース全体の軌跡を比べてみました。
(Stravaの地図で比較)

”引き”で見ると、どちらも差がないように見えます。
軌跡が道路から数十メートル単位で外れるような、
致命的なズレは生じていません。

樹木の多い谷地での比較

コースの南側は両側が山の斜面で、
木々の間を抜ける坂道です。

頭上に障害物があります。
人工衛星からの信号を受信しずらく、
精度に差が出る箇所だと推測していましたが・・・

意外にも、どちらも軌跡は乱れていません。
むしろ、「GPS+みちびき」のほうがまとまっているくらいです。
準天頂型衛星の「みちびき」の恩恵が強いのかもしれません。
走行スピードも落ちる区間なので、
測位に狂いが生じにくいというのも考えられます。

コーナー(交差点)での比較

今回の比較で最も差が顕著だったのが、交差点の曲がりの軌跡です。

周りに大きな木や、斜面などはなく、
あるとしても、数軒の民家と、低い庭木くらいで、
比較的、開けた場所にある交差点なのですが・・・

「GPS+みちびき」は軌跡にばらつきがあります。
コーナーだけでなく、南側の直線区間にもばらつきがあります。

これ、走行記録を見ると
直線道からコーナーに差しかかり、曲がって、再び直線道になる時に軌跡がズレる事が分かりました。
つまり、コーナーの回転半径をしっかり計測できないということです。

「GPS+みちびき」は開けた場所でも直角に曲がる交差点などは
うまく軌跡を追えないことが分かりました。
比較的平坦な区間で、走行スピードが上がるのも要因かと思います。
(といっても、この時のペースは5分/km程度ですので
 めちゃめちゃ速いというわけではなかったのですが)

反面、「GPS+GLONASS+みちびき」は軌跡をきちんと追えています。
人工衛星の数が多く、より多角的に位置情報を処理できるために
誤差が生じにくいのでしょう。

ズレた軌跡は、直線の道に戻り、50~100メートル程度で補正してくれます。
この辺りの精度をどうとらえるか、
許容できるかできないかは、人それぞれだと思います。

まとめ

「GPS」設定と「GPS+GLONASS」設定では、
ランニング時の軌跡において
大きな差は生じないものの、曲がり角などでは「GPS」設定のほうが
軌跡が粗くなることがわかりました。
一方、高い樹木や山の斜面脇では、
「GPS」設定でもきちんと軌跡を拾ってくれました。
これはデフォルトで受信している「みちびき」の恩恵だと推測します。
一般的なジョギング程度なら「GPS」設定でも充分使えると思います。

ただし、より条件の悪いコースでは、「GPS」設定では物足りなくなるかも知れません。
たとえば、トレイルランなどで、
山の中、森林の中をくねくねと走る状況などはダメでしょう。
とくに、コーナーの計測に弱い「GPS」設定ですので
軌跡がかなり乱れると推測します。

まぁ、ただ、今回の考察は
競技時間が十数時間にも及ぶトライアスリート的視点で、
「バッテリー消費をなるべく抑えながら使わないと、
 レース中にバッテリー切れになるかもしれない」
という事情があってのことです。

ですから、単種目のマラソンなどであれば、
何も考えずに「GPS+GLONASS」設定でOKだと思います。
他のセンサー類と併用してもレース中にバッテリーが切れることはないでしょう。

今回は精度の比較でしたが、
今後は各設定でのバッテーリー消費量の比較もしてみたいと思います。


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今回は以上です!
はちゃの!

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