ロードバイクの潤滑油ではおなじみのAZ。
今回はAZのロードレース向けチェーンオイルB1-004をチェーンに塗付後、
100km走行した時のチェーンの汚れ具合を調べてみました。

B1-004のグレード

B1-004は、AZのロードレース用の中では3番目のグレードです。
最上位はBIc-007、2番目はBIc-004、
次いで3番目が今回使用したB1-004です。
ごく標準的な位置付けのオイルです。

AZ(エーゼット) B1-004 ロードレース用110ml

方法

まず、バイクのチェーンやスプロケット、プーリーを充分にクリーニングします。
そして、AZのB1-004をチェーンのコマに1滴ずつ垂らし、
クランクを回してチェーンによくなじませます。
その後、浮き出ている余分なオイルをウェスでよーく拭き取ります。

100km走行はオールドライコンディションです。
途中で汚れを拭き取るなどは一切しませんでした。

B1-004は短・中距離向けレース用オイルです。
100kmというと中距離と長距離の境目あたりの距離だと思います。

回転の軽さ

まず、塗った直後から、回転の軽さを感じます。
しかし、大抵のオイルは塗った直後はよく回るもの。
問題は、その軽さがいつまで続くかです。
B1-004はスタンダードグレードということで、
さほど期待感は大きくなかったのですが、
良い意味で期待を裏切ってくれました。

結果的には、100kmに達するまで
潤滑性能が落ちたと感じませんでした。
短・中距離向けオイルですが、
100km走行後も(ドライコンディションなら)まだまだ行けそうです。
引き続き200kmまで走ってみようと思います。

音鳴り

B1-004は短・中距離向けということで
粘度が比較的低く、サラサラしています。
塗付直後から若干の音鳴りがしました。
しかし、オイル切れの時のキュルキュル音ではなく、
チェーンがスプロケに接触したときのシャリシャリ音です。
粘度を考慮すれば許容範囲内と感じました。

100km走行後の汚れ具合

今回の実験の一番の目的である汚れ具合の検証です。


チェーン全体が黒く汚れています。
しかし、汚れるのは当たり前です。
フィニッシュラインのワックスルブなど、
超サラサラオイルは別として、
どんなオイルでもある程度は汚れるもの。
B1-004は粘度が低いため、粒の大きい砂などは付着しておらず、
優秀なほうだと思います。
砂粒などを拾わないから潤滑性能が落ちないと言うことです。
ただ、当初、余分な油分をよく拭き取ったつもりだったのですが
走行後にかなり浮き出てきてしまっていることが気になりました。
この余分なオイルがゴミを拾う原因になりますので、
B1-004塗付後は、これでもかというくらい拭き取ってOKです。

LSベルハンマーとの比較

前回、LSベルハンマーでも同様に100km走行後の汚れ具合を調べました。

LSベルハンマー 100km走行後のチェーンの汚れ

ペダルを回しているときの比較としては
その回転の軽さはベルハンマーに肉薄しています。
100km走行後のチェーンの汚れ具合は
ベルハンマーはチェーンリングやスプロケに接する側が
汚れていたのに対し、
B1-004は全体的に汚れました。
これはB1-004が走行中に余分な油分が浮いて出てくることに起因していると思われます。

ベルハンマーよりも粘度の低いB1-004のほうが
汚れが目立ったことは興味深い結果でした。

今後はB1-004の上位グレードの
BIc-004でも実験してみたいと思っています。
BIc-004は長距離レース対応のオイルです。
粘度がやや高いと思われますが、
汚れ具合はどのようになるでしょうか。


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