こんにちは。
  
新潟は晩秋、冬がすぐそこに見えてきました。
  
朝晩は冷え込み、紅葉は見頃を過ぎています。
周囲では、家や庭木の雪囲い作業をする姿を多く見かけます。
  
私はといえば、
今シーズンの最終戦、アイアンマン70.3上海から1ヶ月が経ち、
気温の低下と、日照時間の短さ、
そして、このところの熊出没警報により、
トレーニングに対するモチベーションはかなり低下しています。

[関連記事]
→アイアンマン70.3上海 2019-10-20
   

  

オフシーズンのトレーニング

オフシーズンの過ごし方としては、
30歳代の頃辺りまでは、完全にトライアスロンを忘れて、
「何もしない」時期を1ヶ月くらい設けていました。
意図的に設けていたというよりは、
気が抜ける、というか、軽い「燃え尽き」のような感覚で、
やりたくないという気持ちが強くなる時期だからです。
有名な自転車選手が推していたこともあり、
このスタイルを続けていました。
  
でも、40歳を過ぎ、アラフィフと言われる年齢に差しかかると、
どうも、この「完全オフ期間」というのは良くないな、と考えるようになりました。
なぜかというと、体の劣化スピードがものすごく速くなったからです。
1ヶ月以上も何もしない時期があると、
体力がかなり劣化して、それを取り戻すのにまた、かなりの努力を要します。
筋力が瞬く間に落ちていくのが分かります。
筋肉が落ちていくのと反比例して、脂肪が付きます。
昔よりも確実に太りやすくなっています。
シーズン中に練習を継続している期間は、
筋肉量を維持できているので、
脂肪は必要以上に付かないのですが、
少し動かなくなっただけで一気に太ってしまいます。

1ヶ月の間に落ちてしまった筋肉を再び戻し、
付いた脂肪を落とすのに、
3ヶ月くらいかかる実感があります。
その時にはもう春爛漫になっており、
そこからやっとまともなトレーニングができるようになるので、
かなりの出遅れとなるのです。
  

量を減らしたとしても練習は続ける

そんなわけで、
近年は完全休養期間を設けずにトレーニングを続けるスタイルをとっています。
と言っても、シーズン中に比べて、気が緩んで、
緊張感を持った練習を多くはできません。
モチベーションが高い人ならば、ガンガンやれば良いでしょうが、
私は、そういう強いメンタルを持っていないので、無理です。
まぁ、その緩さが長期間、トライアスロンを続けて来られた要因でもあるわけですが。
(来年で23シーズン目)
   

   
軽いジョグや、サイクリング、ゆったりスイムなど、
ガシガシやらなくても、軽い運動をするだけで、
最低限の筋力はきちんと維持できます。
私は、仕事の休憩時間に10分以下程度の自重での筋トレを
1日に2~3回やります。
   
トライアスロンのレースを見据えたような練習というよりは
健康維持のエクササイズ的な気持ちでOKです。
きっと、若い人ならもの足らなすぎて不安になるような強度、時間も短時間です。
ポイントは、「心を追い込まない」こと。
強い義務感や、苦しさに耐えてやる練習ではありません。

心が追い込まれいないのなら、
時には、多少、「体を追い込む」のはありです。

毎日少しずつが大切

習慣化やダイエットの話などで、幾度となくお話していますが、
とにかく、「イヤだ」という気持ちが生まれない程度の
軽度な運動を毎日継続することが大切です。
1週間に1回の60分の運動よりも、
毎日10分の運動習慣のほうが遙かに効果があります。
オフシーズンのトライアスリートが、
気持ちが乗らないのを理由に、
週に一度だけ、何時間も練習するよりも、
毎日少しで良いので体を動かしたほうが、体力維持効果は高いです。

歯磨きやスキンケアと同じ

「日頃の運動不足解消」などと言って、
休日にスポーツジムに行くおじさんやおばさんは、
運動不足解消にもならなければ、
痩せることもありません。
実際、そういう人の多くは痩せてないですよね?

例えば、歯磨き。
1日3回、3分ずつ、合計9分間磨くのと、
3日に1回、27分間磨くのとでは
どちらが歯の健康に良いでしょうか?
答えは言うまでもありません。 
 

 
例えば、スキンケア。
毎日、一定量の乳液や化粧水等で、お肌のお手入れを行うのが普通だと思いますが、
1週間に1回だけ、7倍の量の乳液と化粧水をつかうのとでは、
どちらが地肌にとって良いことなのでしょうか?
 
極端な話、食事や睡眠にも同じ事が言えます。

こまめにやることと、まとめてやること、
どちらが体の健康にとって好ましいか分かると思います。

なのに、こと運動に関しては、
「まとめてやればOK」というふうに考える人が多すぎる気がします。

歯磨きも、スキンケアも、食事も、睡眠も、そして運動も
同じ「健康維持のための行為」であるにもかかわらず、
運動だけが、適当に考えられていますね。

知識不足から来る優先順位低下

歯磨、スキンケア、食事、睡眠と同じく、
毎日やることが望ましいのに、
運動だけが、おざなりにされるのはなぜでしょうか。
  

運動に対する知識不足

原因の1つは知識不足にあると思われます。
前述のように、運動はまとめてやればOKと考えている人は
アスリートの中にも多くいます。
何らかの理由で運動ができない日があったとして、
次の日に2日分やろうとした、などは、
心当たりがある人もいるのではないでしょうか。
実はそんなことやってもあまり意味はなく、
故障のリスクを増やすだけです。

競技スポーツをしていない人に多いのが、
運動=痩せるための行為、としか考えていないパターンです。
運動による、ストレス軽減、幸福感増大、骨密度増大、腸内環境改善、便秘解消、など、
運動が健康に寄与する事柄は計り知れないし、
知っていたら、運動をやらないという選択肢はないにもかかわらず、
それを知らないため、やる必要性を感じていない人もいます。

また、痩せることを含め、
運動による健康増進効果は、即効性が感じられないために、
続けられない人も多いと思います。
歯磨きなどは、やらなければすぐに体に悪影響が出るので、
みんなが必要性を感じているでしょうし、
食事や睡眠は命に直結します。
しかし、
例えば、高校卒業以来運動してこなかった40歳代の人が
中年太りを解消したくて運動を始めたとしても、
健康的な体を取り戻すために年単位の時間が必要となる場合もあります。
運動を始めた初期は、体の水分量減少などにより、
すぐに体重が減ったように錯覚しますが、
しばらくすると、体重減らない、むしろ増える時期が来ます。
これは、当然のことなのですが、
知識のない人は、
「運動をしても効果がない」と思って、やめてしまうか、
「運動量が足りない」と思って、無理をして量や強度を上げて、
体を壊すか、心が疲れて、運動をやめることになったり・・・
そして、リバウンドして終了です。
さらに、断食やサプリなど、流行りの○○ダイエットに手を出し、
またリバウンド、
最後には二度と痩せられない不健康人間になります。
(あくまで最悪のシナリオとお考えください)
 

長くなりましたが、つまり、
歯磨きなどは、継続しなければ
すぐに体に悪影響が出るし、皆がそのことを知っているので、
毎日の習慣にできます。
しかし、運動による恩恵は
なかなか即効性が自覚できないし、
体の中でどのような変化が起こっていくのか、ほとんどの人が知らないので、
優先順位が低くて、習慣化されにくい、ということです。

本来、健康維持という観点からすれば、
歯磨きも運動も同列で考えなければいけないのに。

最後に

話がだんだんダイエットの方向へ流れてしまいました。
すいません。書き直しはしません。

一般の方が、運動に関する知識不足で、
ダイエットに失敗することは、まぁ分かる話なんですが、
トライアスリートの中にも、そういう人はいると感じています。
●人と同じ練習をする。練習時間や距離を競う。
●30歳過ぎても学生時代のメニューで練習している。
●休日に詰め込み練習をしている。
●練習は頑張るのに、ファストフードを食べる。
などなどなど。
体に関する知識があるとは思えない行動する人も実際多いです。

体力の回復時間、心の回復時間、
筋肉の柔軟性、劣化のスピード、
は個人個人みな違います。
また、同じ人でも、年齢によって変わっていきます。
今回は、私のオフシーズンの過ごし方の変化を皮切りに、話を進めてきましたが、
オフだけでなくシーズン中にも当てはまる話です。
最近、怪我が多い、
やる気がなかなか出ない、
練習の割りに、レースで走れない、
など、思い当たる節のある方は、
この冬の間に、自分の体と、練習方法、習慣について
練り直してみてはいかがでしょうか。

今回は以上です!
はちゃの!

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