トライアスロンはよく「鉄人レース」と言われます。
水泳→自転車→ランニングを立て続けにやる選手の強靱な肉体を指して
「鉄人」と呼ぶのでしょうが、
本来の意味での鉄人レースというのは
「IRONMAN(アイアンマン)」という名を冠したレースのことを言います。

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世界各地で行われるIRONMANレースを勝ち抜くと
聖地ハワイで行われる世界選手権へ出場できます。

このハワイで行われる世界選手権に続くレースだけを
IRONMANレースといいます。
そして「IRONMAN」という名称は登録商標なので
ローカルなレースでは使ってはいけないことになってます。
ただ、日本語に訳した「鉄人レース」という呼び方はOKみたいですね。

IRONMANレースを完走した選手は文字通り「IRONMAN」の称号を与えられます。
フィニッシュゲートでは「You are IRONMAN!!」というMCで迎えられ、
フィニッシャーメダルを授与されます。

それを真似したのかどうかは分かりませんが、
日本では宮古島のトライアスロンレースを完走すると「STRONGMAN」
佐渡島でのレースを完走すると「ASTROMAN」の称号が与えられます。

トライアスロンに挑戦する私としては
やっぱり本家本元のIRONMANになりたいなと思っているんですが、
人の考え方はいろいろで、
アンチIRONMANの選手も多くいるようです。
原因の一つは商業主義に走りすぎている印象が強いからだそうです。
参加費一つ取っても昨今は8万円前後まで高騰してますからね。
佐渡の大会は38,000円ですから、倍以上の開きがありますね。

このIRONMANレースですが、最近の日本での開催は
北海道の洞爺湖周辺で行われていましたが、2016年からは開催されないようです。
コースの確保の問題なのか、ボランティア確保の問題なのか、
参加費の高騰で選手が集まらないのか、知りませんが
今年は日本では開催されません。
IRONMANの称号がほしければ、外国に行かないとだめです。
日本からアクセスしやすいのは台湾、マレーシア、オーストラリアですかね。
ちょっと足を伸ばして、カナダとかも魅力のレースですが、
参加費プラス旅費滞在費で、いくらになるのやら・・・