まだ梅雨明けはしていないのに、
ここ数日はとても良い天気で気温も連日30度を超えています。
あまりにも暑いので、朝練で今年初の渓流スイムをやりました。
ここ魚沼市は都市部と違い、早朝から利用できるスポーツジムはありませんし、
私がよく利用する公営プールは夜8時で閉館になります。
しかも、車で30分以上かかるということで、
仕事を定時で終えてソッコーで行かなければダメです。
これが、けっこうキツいので必然的に水泳の練習は少なめになってしまいます。
しかし、田舎だからこそ、
周囲にはきれいな川が流れており、
水が冷たくない夏の間だけはプールに行かずとも泳げるのです。
バイクにおけるローラー台のように、
ランニングにおけるトレッドミルのように、
川でのスイム練は流れに逆らって、
というか、自分の泳力と川の流れがちょうどつり合う場所を狙って泳ぎます。
貯水池のような場所があれば、プールと同じように泳ぐこともできるでしょうが、
渓流スイムはそういうわけにはいきません。
気を抜けば流されて後退してしまいます。
また、わざと流れの速い場所で遡上するというダッシュ泳的なバリエーションを加えたりします。
家から徒歩数分の場所に水深2m程で
流速もちょうど良いところがあります。
佐梨川といいます。
夏は子供と泳いだり魚採りをしたりもする場所です。
渓流スイムをやるときのポイントとして3つの注意点を挙げておきます。
1. 晴れている日しか泳がない。
まず、川で何かをするときの大原則として
天候には細心の注意を払うことです。
その場所が晴れでも上流で雨が降っているようなら
絶対に川に入ってはいけません。
また、今が晴れていても前日、前々日に降った雨の影響で
増水したままであったり、濁っていたりしたら泳ぎません。
2. ウェットスーツを着る
自然の中で泳ぐために、不測の事態に備えて
浮力のあるウェットスーツを着ます。
また、渓流では夏でも水温10度台のことが多いので
体を冷やさないためにも必要です。
さらに、夏の川原はアブなど、人を刺す虫がたくさんいますので
ウェットスーツで肌を露出させないという役割もあります。
3. ソックスを履く
川底のとがった石などで足を怪我しないように、
また、ぬめった石の上に立っても滑らないように、
ソックスを履いて泳ぎます。
水中でだぼつかないように
ややタイトなソックスがオススメです。
また、私は
川底を遠くまで見渡せるように
クリアレンズのゴーグルを使うようにしています。
魚が泳ぐ姿などもよく見えて楽しいですよ。
以上、渓流スイムのポイントでした。
流れのある川で泳ぐ際は自分の泳力と相談して
事故のないように安全に留意してください。
野生動物にも注意です。