トライアスロン用のボトム(パンツ)は3種目通じて着用するため、通常のバイクパンツよりも薄手で小さ目のパッドが貼られています。

一般の方からすると、「パッドって何?」てな感じでしょうから簡単に説明すると、長時間、自転車のサドルにまたがっても痛くならないように、パンツの股間の部分に厚めの生地等を貼り合わせてあるもののことです。

バイク専用のパンツはパッドがより厚く作られていますが、トライアスロン用は、冒頭で述べたように、他の種目も意識した作りになっています。

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素材も各ブランドとも独自の技術で開発した素材など、高機能を謳っているものが多いです。
薄くてもクッションが良く、柔らかく、速乾性に優れているような素材がどんどん出て来ているようです。
確かにパッドの素材自体は高性能なんでしょう。
でも、私に言わせれば大事なのはそんなところではありません。
問題なのはパッドの縁。パンツの生地とパッドを縫い合わせている部分です。
激しい動きや長期間使用でもほつれて剥がれないようにがっちり縫い合わせてあります。
なのでカッチカチに硬くなってるんですよ。
これじゃ、いくらパッド素材が良くても意味ないです。
しかも、最近は少しでも足の動きを妨げないようにするためか、股下の部分のパッド幅がすごく狭いんですね。


[パッドが貼り付けられている]


[パッドの縁の縫い目が股に擦れる]

いわゆるコマネチラインの最下部、男性なら「おいなりさん」直下あたりです。
ここの縫い目がバイクのペダリングやランニングの最中に擦れてひりひりしてくるんです。
そこに汗が付くとなお痛いですね。
お尻の部分や全面の珍珍部分は広く貼ってあるので問題ないのですが。
個人的にはフリース素材が広めに貼ってある程度のパンツが最高だと思うんですが、最近はあまり見かけなくなりました。
知っている方がいたら教えていただきたいです。

最近私が愛用しているカステリのパンツはパッド部分が比較的広いので、ヒリヒリをある程度防止することができるのでお勧めです。