2019/2/3追記
735から、よりトライアスロン向けの935に替え、10ヶ月ほど使ってきた。
当初から、胸ベルトセンサーには精度で劣る光学式センサーであったが、
ここに来て、さらに精度が下がった気がする。

光学式センサーを使い、
ローラー台でバイクを漕いだ時の心拍を計測。
数値は終始50から60あたりで推移。
 
一旦、935を腕から外し、センサー部と腕に付いた汗を拭き取り再装着すると、
140~150の数値に変わった。
 
最近こういうことがよく起こる。
こういうエラーもあるよ、と割り切って使うしかない。

そして、やはり、きっちりとトレーニング管理するには
胸ベルト式を使うべきだろう。

胸ベルト式センサーは、通信規格が合っていれば
純正品でなくても大丈夫。

「ANT+」や「Bluetooth」などのセンサーがある。
使用するガーミンがこれらの規格に対応しているか要確認。


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追記終わり。
 
 
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ガーミン・フォアアスリート735XTJを購入してしばらく使ってみた。

・胸ベルトいらずの光学心拍計
・みちびき対応GPS機能
・VO2MAX値測定機能
・乳酸閾値測定機能
・FTP値測定機能
・ライフログ記録機能

などなど、その高性能に驚くばかり。
なにせ、今までは単純に心拍を表示するだけの古いポラールを使っていたので。
ガーミンになって、腕時計一つでここまで出来るのか、と驚愕した。
ポラールの名誉のために言っておくが、
あくまで一昔前の下位グレードの心拍計だからであって、
もちろんポラールにも高性能モデルはあるのだ!
それに、下位グレードでも心拍はきっちり正確に表示してくれる。
で、で、それで、だ。
ポラールがしっかり心拍を計測してくれていたからこそ、
ガーミンの光学心拍計との性格の違いがはっきりとわかった。

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胸ベルト式と光学式心拍計の違い

心拍数を管理しながらトレーニングするというのは、
一般アスリートレベルでもかなり昔から普及していた。
私がトライアスロンを始めた20年くらい前には
既にポラールやタイメックスから今とほぼ変わらない胸ベルト式心拍計があった。
スポーツ用心拍計といえば胸ベルト一択であった。
そこに近年、光学式心拍計というのが普及してきた。
胸ベルト式と光学式、何が違うのだろうか。
胸ベルト式はセンサーが付いたゴムバンドのようなものを胸に巻いて、
心臓の拍動を電気的に感知する方式だ。
ベルトの胸に接する部分には電気を感知するパッドが取り付けられている。
電気的に心臓の動きを測るというのは、健康診断で心電図検査に似ている。

一方、光学式心拍計は腕時計の裏面から特殊な光を手首に照射して血流を見る。
血流から心拍数を計測するというものだ。
この方式だと胸にベルトを巻く必要がないので手軽に心拍数を計測でき、
腕時計を装着している間はずっと計測してくれる。
24時間計測が可能でありトレーニング時だけでなく
生活全般のコンディションを「ライフログ」として記録する。

使い比べて精度の違いを検証してみた

では、胸ベルト式と光学式、精度には差がないのだろうか。
私のようにずっと胸ベルト式でやってきた古い人間からすると
光学式は「オモチャ」のように見え、にわかに信用できなかった。

現に、光学式心拍計搭載モデルにも、別売りオプションとして
胸ベルト式センサーがラインナップされている。
このことから想像するに
やはり光学式は胸ベルト式に精度の面で劣るのではないか。
実際に試してみようと思い、胸ベルト式と計測数値の比較をしてみた。

と言っても、ガーミンは光学式と胸ベルト式の同時運用が出来ないため、
左手にガーミン、右手に従来のポラール腕時計を装着、胸にはベルト。
両方で計測しながら走ってみた。

結果

一定の速度、強度で巡航している場合、
両者の値はほぼ同等であった。
(ガーミン光学式のほうが1~2拍低い傾向があるが)

違いが出るのが、ペース変化走やインターバル走、
ゼロスタートのダッシュなど、
心拍数が急変する場面だ。

ポラール胸ベルト式は心拍の変化をリアルタイムに表示するのに比べ
ガーミン光学式は反応が鈍い。
例えばゼロスタートからの400mダッシュで、
ポラールが序盤から175を表示しているのに
ガーミンでは120くらいの表示が続き、
300m付近でやっとポラールの値に追いつく、といった感じ。

ポラール胸ベルト式が曲線状に上がっていくのに対し、
ガーミン光学式は階段状に上がっていく。

これは私の推測だが、胸ベルト式は心臓が鼓動の度に発する電気信号を、
リアルタイムに数値に変換できるが、
光学式は血流の強弱をある一定時間計測した後に、
1分間の心拍数に変換する方式なのではないか。
例えば
(10秒間の血流の強弱の波の回数)×6=1分間の心拍
とか。
なので、急激な心拍の変化に弱い。
あくまで推測だ。

まとめ

結果としては、様々なバリエーションのトレーニング下においては
従来からある胸ベルト式のほうが精度が良いという自分なりの結論を得た。
しかしながら、安静時や一定ペース下のトレーニングでは両者とも差がないことから
マラソンレースやトライアスロンレースのような、
ある程度一定のペースを維持し、
かつ、シビアに心拍を管理するようなシチュエーションでなければ
光学式で十分対応できるだろう。
また、通常の生活のライフログを取るには必要充分な精度である。

私は、心拍数をベースに練習を組み立てることが多いため、
今後はオプションの胸ベルト購入することにする。


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今回は以上です!
はちゃの!

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