10,000時間真剣に取り組んだら一流になれるというのが10,000時間の法則です。

 最近は地域スポーツコミュニティや文化活動団体や各種スクールなども充実してきて、子供のうちからさまざまな習い事ができるようになりました。
 また、子供は時に大人が驚くような、才能の片鱗(のようなもの)を見せることがあり、親の立場になってみたとき、将来への期待感から、何か習い事をさせたいという気持ちになることもあります。
確かに10,000時間の法則から言えば、早いうちに何かに取り組んだ方が良いでしょう。
しかし、大事なのは子供の気持ちです。
好きなことなら続けられますが、嫌々やってることは長続きしません。
「子供のためを思う気持ち」が「親の願望」の隠れ蓑にならないようにしたいものです。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、好きだからこそ続けられるし、続けるからこそ上達するのです。

 なお、スポーツに関して言えば、子供の頃にたくさんのスポーツや遊びを経験した人ほど、成長後の身体能力が高くなるそうです。
タイプの違った運動をすることによってさまざまな身体機能が高まるのでしょう。
例えば、高校でバスケットボールをやるときに、年少期からバスケットボールだけをやってきた人より、複数のスポーツを経験してきた人の方が上手くなる確率が高いと。
  
 うちも子供にトライアスロンを少し教えて、某大会のキッズ部門に出場させたことがありました。
しかし、子供なりに思うところがあったのでしょう。
「自分はトライアスロンより、今は水泳をがんばりたい。でも、将来、体が大きくなったらロードバイクにも乗りたい」
という旨のことを言ってきたので、その気持ちを尊重しています。

PS
●晴れた日は外で遊ぶ
●木登り・山遊び・川遊びをどんどんやる(野山を駆けまわる)
これは我が家のルールです。
自然相手に遊ぶことはスポーツの技能向上に役立ちます。
大人から見て、多少は危ないかなと思うこともなるべく見守るようにしてます。
だって、自分が子供の頃はやってたことなら今の子供でもできるはずです。
親の責任として、これ以上やったらマジ危ないってラインを明確に伝えることを心がけていますが。
楽しみながら体力知力を高めるのは田舎暮らしの特権です。


子どもが変わる 運動能力を伸ばす育て方/

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