2月も半ばを過ぎる頃になると各地のレースのエントリーが本格的に始まります。
最近はトライアスロンやマラソンブームで人気大会はエントリー開始後にあっという間に定員が埋まったり、抽選になったりするようです。

私はシーズンに2~3レースがここ数年の流れでした。
初夏あたりに勘を取り戻すための練習レース、秋にアイアンマン70.3世界選手権と次年度に向けた予選レースです。
運良く世界選手権に出られる年はこんなスケジュールですが、出ない年は、代わりに佐渡に行ったりします。
トライアスロンは出場費も高く、遠征旅費を含めると1レースで10万円を超えることもあり、ほいほいとたくさんのレースに出られるわけではありません。
また、1つのレースに向けて調整するのには私の場合、最低でも3ヶ月はかかります。
人によっては毎月レースに出られる体力がある選手もいますが私には真似できそうにありません。
そんな事情からどうがんばってもシーズンで3レースが精一杯です。

そして、今年は1レースだけになるかもしれません。  
その理由ですが、私は今、トライアスロンを生涯関わって行くために自己投資をしようと考えています。
今まで約20年間、自分のためだけに練習をしてレースに挑戦してきました。
しかし、40歳を過ぎ、大好きなトライアスロンを地域に広めたいという気持ちが芽生えてきました。
自分だけが「わーい、楽しー」つってやってるだけじゃ駄目だろうと。
トライアスロンをゼロから始めて続けてきた経験をもとにした指導やアドバイスができるようになりたい。
技術面はもちろん、コンディショニングに必要な体のケアのこと、パフォーマンスに大きく影響を与える心理面もサポートできる人間にならなければ。
ということで、まずカイロプラクターになりました。なりました、とは言いますが駆け出しで技術も未熟です。
修行を継続していかなければなりません。
ゆくゆくは柔道整復師の学校に通い資格を取得するのが夢です。
そして、春から大学生に戻り心理学を学びます。通信制ですが。
本当はサラリーマンをやめて腰を据えて勉強しなおしたいのですが、そんな資金はありません。
まずは、トライアスロン指導&ボディケアでアスリートへのサポート活動を始めたいと思います。
新潟県中越地方、特に魚沼地域を中心に活動していきます。
仕事をやりながらの活動になりますので、夜間や休日の活動になります。
必然的に練習時間が減ってきますので、レースに出られないかもしれません。
相当にエネルギーを使う1年になると思いますが、将来への投資だと思いがんばります。