チバナチバナ

トライアスロンコーチのチバナです。


トライアスロンをやるにあたって、目標や夢は人それぞれ違うと思うんだけど、
例えば、初心者の人で、目の前にあるレースに完走することが目的、だとします。

それは重要かつ立派な目標であるのは間違いないのですが、
私がいつも言い続けているのは、
1年で実現できそうな目標と、3~5年後に実現したい「夢」のような目標を持ってください、ということです。


 
「夢」はね、大きければ大きいほどいいんじゃないですかね。
だって夢なんだから。

人間ってのは、過去と今の自分の実績や能力を基準に目標を設定しがちなんだけど、
今日からの5年間は複利効果を効かせて一気に階段を駆け上がるように伸びていくのだと、そういうイメージを持ってほしいです。
そうすると、不思議にそれはかなう方向に向かっていくんですよ。
 
「自分は才能ないから」「仕事が」「子育てが」とか、言ってはいけません。
 
自分自身でできない理由を考えた時点で、心にブレーキがかかります。
これを心理学的に言うと「ネガティブバイアス(否定的先入観)」と言います。

できない理由をあれこれ考えない、できるイメージを持ち続けたら、人間なんだってできるんだと思いますよ。

同じ初心者のトライアスリートで
Aさん「ローカルレースで楽しく完走できれば良い」
Bさん「いずれ海外のアイアンマンで入賞したい」
という2人がいたとして、まじめに取り組んだとして、
数年後、きっと2人の願いは叶うでしょう。

つまり、Aさんはいくつものローカルレースで完走してるでしょう。
Bさんは、アイアンマンで入賞、そして世界選手権出場するでしょう。
 
そのときAさんは思います。
「きっとBさんは才能があったんだ」
「私より遅いトライアスリートもいる。私のほうがましだ。」

ちがいますね。
これは、「帳消しにできない選択肢の後悔を最小化しようとする」人間の心理(認知的不協和)というやつです。
冒頭で述べたように、初心者にとって、完走することは第一段階としては大切な目標です。
しかし、より大きな目標を設定することで、その課程にある小さな目標がかなっていくんですね。
 
なので、「夢の夢」のような目標を設定するのです。
こうなりたい自分を100としたら200の自分を目標にしたらいいですよ。
そして、それを周囲に宣言する!
外野が言ってくる否定的な意見は無視!
人はできなくても自分はできる!

この思考が大切です。
 
はちゃの!

今回は以上です!
はちゃの!

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