チャタヌーガで体調を崩して以降、1週間をずっと調子が悪いまま過ごしました。
この1週間は、体をまったく動かすことなくチャタヌーガでの事や、今後のこと等を考えていました。
私は前述のように、体調不良のためレースを棄権したわけで、
その点についてはとても残念だったのですが、
世界選手権というレース会場の独特な雰囲気を堪能することができましたし、
そこに挑む選手達からも良い刺激をもらいました。
日本から一緒に行ったのは岡山の山田選手と岩崎選手、
山梨の中道選手、それに東京の境選手です。
いずれも百戦錬磨の熟達者です。
世界戦出場クラスの選手は、その人なりの哲学や美学があり、
練習の方法やトライアスロンに対する情熱、経験談を聞くととても勉強になります。。
皆さんと話していると自分はまだまだだと再認識させられます。
私自身、今後どんな気持ちでトライアスロンに向かっていけば良いかを考える良いきっかけになりました。
トライアスロン歴20年の私です。
全くのド素人から初めて、いろんな経験を積み重ねながら今に至ります。
怪我、病気、勝利、敗北、メカトラブル、事故、などなど、
大抵のことは経験してきました。
成功したことも、失敗したことも含め、
全ての経験に感謝するとともに、
この20年分の感謝の気持ちを、後輩を含め、たくさんの人に伝えていきたいと、こう考えているしだいです。
家族にも感謝せなあかんで。
そして、私個人としては、まだまだ30年、40年とトライアスロンに関わり続けたいと思います。
それが、選手としてなのか、指導者としてなのか、また違った角度からの関わり方になるのか、いろいろ模索している所です。
日本という国の中で、まだまだトライアスロンはマイナー競技です。
私のこの、草の根のような活動が少しでもメジャースポーツに近づけるための一助となればありがたいなぁと思います。
はちゃの!