ゼロから始めるトライアスロン。

攻略チャートに沿って準備します。
バイク用品編2です。
攻略チャートはこちら
スイム用品をそろえる1
スイム用品をそろえる2
スイム用品をそろえる3
バイク用品をそろえる1

前回は、
・ロードバイクにはざっくりと標準タイプとエアロタイプがある。
・予算や目的によって、いろいろ選べるが、
初心者は15~30万円クラスの標準的なロードタイプがおすすめ。

というお話でした。

今回はバイク本体以外のグッズのお話をします。


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ヘルメット

JCF適合製品かどうか

ヘルメットを選ぶ時に確認していただきたいのは、
JCF(日本自転車競技連盟)の公認マークがあるかどうかです。
これは
『自転車競技連盟競技規則などに適合していて、
 「ヘルメットの性能およびその試験基準」に適合している』
製品の証しです。
通常、ヘルメットの内面にステッカーが貼ってあるはずです。
「JCF APPROVED」と書いてあります。

JCF公式サイト→http://jcf.or.jp/
 

試着してから購入しよう

ぶっちゃけの所、
この推奨マークさえあれば、あとは、好みや予算に合わせて、
メーカーや形状、カラーリングを選んでOKです。
ただし、ヘルメットは同じサイズでも
メーカーによって形が違ということに注意が必要ですよ。
 
帽子と違って硬いので、
自分の頭の形と合わなければかぶることができません。
物理的に頭が入らないので。
同じサイズでも、欧米メーカーのものは左右が狭い楕円型で
国内メーカーのは日本人の頭に多い丸型の傾向にあります。
ただし、国内メーカーであれば絶対安心というわけでもないので、
ショップで試着してから買ってください。
価格は、数千円のものから5万円以上のものまで
さまざまな価格の商品があります。

価格の違いは何?

基本は前述のJCFマークがあれば、
頭を守る「ヘルメットとしての性能」はほぼ同等と考えてOK。
では、価格の違いは何?ということになりますが、
 
・軽量
・通気性
・空気抵抗
・着脱しやすいストラップ

 
などが高い商品のほうが(通常は)優れています。
ヘルメットとしての性能が同等とするなら、
軽量で首が疲れない、
通気口が多く涼しい、
空気抵抗が少ない形状で、
装着しやすく外れにくい。
こんな商品を作るには、それなりの技術とコストがかかります。
なのでそういう商品は高いのですね。
土木作業で使うような、
ただ頭を守る事だけのためのヘルメットなら低コストで製造できるのでしょうが、
スポーツ自転車用のヘルメットとしては適さないですよね。
あとは、海外製品のほうが流通コストがかかる分高いですね。
 

ヘルメットの種類

ロードバイク用のヘルメットを大きく3つに分けます。

通常型

ロードバイク用のヘルメットと聞いて
ほとんどの人が想像する形状です。
通気のための穴が網の目のようになっているものです。
軽く、涼しく、扱いやすいので
始めて買うならこのタイプを選べば間違いありません。

エアロ型

空気抵抗を減らすことを第一に考えたヘルメットです。
通気穴は必要最小限で
整流効果を狙って滴型、
後ろに長い形状となっています。
見た目の通り、重い、暑いので
真夏にかぶるのは辛いこともありますが、
トライアスロンでは愛用者の多いヘルメットです。

中間型

通常型とエアロ型の中間で
双方の良いとこ取りを狙ったヘルメットです。
通気性と軽さを確保しつつ、
空気抵抗を減らしてエアロ効果も狙うもので、
トライアスロンでは最近、
主流になりつつある形状です。
 
 

写真奥側から
通常型・中間型・エアロ型
です。

次回、「シューズとペダル」に続きます。