私は胃があまり強くなく、
すぐにお腹の調子を崩します。
緊張、ストレスなどにもめっぽう弱く、
レースになると固形物を食べても消化不良を起こし、
全然吸収できないままエネルギー切れや脱水になり
辛い思いをしたこともたくさんあります。
普段の練習でも、すぐにお腹が痛くなって
トイレに駆け込むこと数知れず。
「トライアスロンでは補給をし続けないと
エネルギー切れになるから・・・」
食べないと走れない、
そんな自己暗示にかかっていたんですね。
でも、吸収しないのだったら、食べなくても同じだ!と
開き直って、食事法を見直しました。
普段から胃に負担をかけないように、
そして、レースの時は固形物をあまり取らないように、と。
そんな私がこの3年間ほど実戦している食事法。
それは腹5分目食です。
少し具体例を書くと、
【朝】
・目玉焼き
・ブロックチーズ
・プロテイン入り豆乳(無調整)
・野菜ジュース、又はリンゴ1/4個
【昼】
・ご飯 軽く1膳
・味噌汁
・卵焼き(卵2個分)
をベースに、副菜を少し。
【夜】
・ご飯 軽く1膳
・肉か魚料理を1品か2品
・サラダ
・味噌汁
※夜練習がある日はご飯少々とプロテイン豆乳をプラス
日によって多少の増減はあるものの
だいたいこんな感じです。
一般成人の食事からご飯を少し減らして、
タンパク質を増やした感じです。
間食として、ナッツ類を少々食べたりします。
また、練習中は
糖質と塩分を含んだドリンクを飲みます。
食べようと思えばこの2倍以上は食べられます。
なので腹5分目食です。
そんな食事内容でトライアスロンできるの?って
よく言われますけど、
全然行けますよ。
ガリガリに痩せてるわけでもありません。
筋肉量が減った感じもないし、
スタミナも落ちていません。
世界選手権のスロットも獲れています。
アスリートの栄養学的には欠点が多いのかもしれませんが、
なぜか私はこれで行けちゃうんですよ。
レース中や練習中は
お腹にあまり固形物が入っていない状態で、
糖質を含むドリンクを飲むので
効率的に吸収してエネルギーに変わっているのかもしれません。