骨盤矯正も得意なトライアスロンコーチのチバナケイスケです。
魚沼では稲刈りが最盛期を迎えております。
我が家もコシヒカリの新米が食卓に並び、食欲がとどまるところを知らないこの1週間です。
新米を食べ過ぎてるのが原因かどうかは分かりませんが、
ここ数日は体が軽く、気持ちよく練習できています。
体を長時間動かすときに糖質が主なエネルギー源になることは周知の事実です。
レースになれば、皆さんいろんな工夫をして補給しますよね。
一番手っ取り早いのは
パワージェルやカーボショッツなどのスポーツ用補給食を携帯すること。
ポケットに入れたり、バイクのフレームに貼り付けたりします。
ドリンクボトルにパワージェル等を何パックか入れて水などに溶かして使うという人も多いようです。
これらの、いわゆるエナジージェルは主原料がマルトデキストリンという糖分です。
ウィダーinゼリーなどもマルトデキストリンが主原料となっています。
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マルトデキストリンは多糖類であるため、ブドウ糖などの単糖類に比べて、体内に吸収されるのがゆっくりで血糖値が急変しにくいという性質を持ちます。
エナジージェル製品の中には多糖類メインで単糖類を少量混合して、吸収の即効性と持続性を両立させた製品もあります。
ただ、上記のような製品は、とてつもなく甘くて、お世辞にも美味しいとは言いがたいのが事実です。
なので皆さん、レース経験を積む中で、自分に合った補給食というものを模索しているようです。
BCAAやクエン酸、ビタミンCやB、カフェインなどを補給に加えたりする人も多いですね。
しかし、エネルギー補給の中心には糖脂質を据えるべきであることは言うまでもありません。
私はこれら製品の主原料であるマルトデキストリンを単体で購入してしまいます。
味付けのバリエーションも増えるし、なにより桁違いに低コストですからね。
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しかし、ここで1つ注意したいことがあります。
それは「糖質を一度に吸収できる量には限界がある」ということです。
膨大なエネルギーを必要とするトライアスロンですから、とにかくたくさん補給したい一心でたくさん食べても全部吸収できないのです。
それどころか、消化不良となった胃が、以後何も受け付けなくなり、吐いたり、下痢をしたりするパターンもあるので注意が必要です。
私にも経験があります。
パワージェルを15袋程を水に溶かしたドリンクボトルを2本、バイクに積んで、さらにヨウカンなど携帯し、ごくごくむしゃむしゃ食べていたら、
まったく吸収してくれなくて、お腹がパンパンにふくれて、しまいには下痢をしてしまい、大失敗レースとなりました。
この時は気温も高かったので、熱中症の症状で胃がおかしくなったと思っていました。
しかし、その後、涼しいレースなどでも何度か同じような経験をし、ようやく「補給のしすぎ」だった事に気がつきました。
個人差がありますが、人が吸収できる糖質の量は1時間あたり60~65グラム。
エナジージェル製品だと1パックで30グラム前後のものが多いので、
平均して30分に1パック程度しか吸収できないということですね。
それ以上取っても、胃に負担がかかるだけです。
「私は胃が弱くて、いつも補給で失敗する」
「いつも熱中症で胃がおかしくなる」
こんな人は、もしかしたら、原因は糖質補給のしすぎ、かもしれませんよ。
実際の原因について、よく自分の体と対話してみてください。
スポーツドリンクの中にも糖質が含まれています。
スポーツドリンクは塩分などを補給するのに重要なものですが、塩分補給と糖質補給、ベストなバランスを考えて摂取したいものです。
※塩分補給は、糖質補給と同じく超重要事項なのです。
はちゃの!
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