つい最近までトレック(TREK)のサイトからトライアスロン用バイクが消えていたので、
2022年モデルは出るのか出ないのか、と気になっていたのですが、
ようやくニューモデルがサイトに載りました。

第3世代のスピードコンセプト(Speed Concept)です。

近年は、TTバイクの造形が各社似通ってきていて、
空力的にデザインがほぼ煮詰まってきたのかなと思っています。
それでも少しずつ改良して、各メーカーが独自性を出そうと頑張っているようです。

新しいスピードコンセプトの詳しい特徴は
公式サイトを覗いてみていただきたいのですが、
フレームと一体化する専用ボトルと
フレキシブルに調整できるハンドルバーが特徴です。
そして、私が何よりも魅力に感じるのが、
”シートポスト固定部が固定されない”機構です。
意味不明な言い方をしましたが、
サドル下にショック吸収用のダンパーのような仕組みがあることです。
ママチャリのサドル下にはバネが付いていて
振動を吸収するようになっていますけど、
目的としては同じような機構がフレーム側に備わっています。
これにより、トライアスロン用のふかふかのサドルではなく、
硬めのロード用サドルを使っても快適に乗れそうです。

フレームは同じでコンポーネントなどの周辺パーツに差を付け、
1,593,900円~1,207,800円まで、4種類のラインナップがあります。

お金があれば買うか?と問われたら

買いませんけどね(笑)

理由は・・・
1
空力を追求した専用ボトルですが、
ボトル外したら理想の空力が完成しません。
レースで中身がカラになってもボトル捨てるわけにはいきませんし、
エイドステーションの普通のボトル受け取ったら、
サドル後ろに別のボトルゲージ付けておくか
ジャージの背中ポケットに入れるかしないとなりません。
不便です。
それにボトルなんて消耗品で、
普通なら数百円で買い換えできる品ですが、
専用ボトルはきっとかなり高価なはず。
現実的ではありません。

2
ハンドル周りの専用パーツも
取り替えやカスタマイズが困難だと思われます。
(サーベロP5の経験上)
海外レースに行く際は、
昨今の航空会社の規定が厳しいため
ハンドル等をバラして小さく梱包しないといけません。
専用パーツはバラすのに時間と労力を費やすため、
苦労することでしょう。

どっちかと言うと2番目の理由が強いですかね。
ボトルはおそらく一般的なボトルケージも取り付け可能と思われます。
フレームには普通にネジ穴が2カ所にあるようですから。
私なら空力は少し悪くなりますが、利便性優先で汎用品のボトルを付けるでしょう。

ハンドル周りなどのパーツも
汎用品を使えるモデルのほうがカスタマイズやレース時の輪行がラクなので
私ならやっぱり、
シーポ(CEEPO)のトライアスロンバイクにしますかね。
専用パーツなし、国内メーカーでトラブル時に対処がラク。
個人的に社長と直接コンタクト取って相談できる、というのが理由です。

専用パーツなしに加え、リムブレーキ、ワイヤー式コンポのバイクが
海外輪行という点では一番安心なんですよね。
最近はディスクブレーキと電動コンポが主流ですが、
やはり海外に持って行くときにはいろいろと不安要素があるんですよね。

最後は支離滅裂になってしまいましたが、
トレックのの新しいスピードコンセプトはカッコイイ!という話題でした。

今回は以上です!
はちゃの!

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