新年、皆さんそれぞれ目標をかかげてスターを切っていることだろう。
新年に胸に抱いた目標を達成できる人と達成できない人の違いはどこにあるのか。
3点を挙げてみる。
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実現可能な目標設定ができるかどうか
そもそも新年にかかげる目標は1年以内に達成できるレベルのものでなければならない。
自分の能力に照らして、簡単すぎず、難しすぎず、
「多少の困難はあるが不可能ではない」目標をかかげることが大事であろう。
難易度の高すぎる目標を設定すると、
努力の割に成果に結びつかない失望感が強くなり、
やがて当初のやる気が維持できなくなり失敗する。
目標のベクトルの違い
1年の目標としては前述の通り、その年に実現可能な難易度に設定することが大事だ。
しかし、簡単な目標設定でありながらも実現できない人は多い。
たとえば、ダイエット。
「痩せる」ということ、更にいえば、いわゆる肥満体の人が痩せるということは
適度な運動と適切な食生活を送れば簡単に達成可能である。
にもかかわらず、それを達成できずに挫折するというのはよく聞く話。
「痩せる」こと自体をゴールにしてしまっているからだ。
大切なことは、「目標達成のための目標」を設定すること。
具体的には1年間の目標と同時に、3~5年後を設定することだ。
まず、「痩せた自分」が、こうありたいと思う100%の理想像を3~5年後の大目標に設定する。
つまり、何のために痩せたいのか、だ。
痩せることがゴールではなく、その先にゴール(大目標)を据える。
これは数年かけなければ達成できない難易度とする。
たとえば、
3年後の目標を「東京マラソン出場&完走」としたとする。
これが今考える自分の100%の理想型だ。
そのためにするべき事を考える。
【1年目】食生活改善、シェイプアップ(ウォーキング・ジョギング等)
【2年目】ジョギングの距離を延ばす、地元ランニングイベント参加
こんな具合だ。(具体的な方法は割愛)
常に頭の中に大目標を置くことにより、
通過点である年次目標をクリアしていくのだ。
更に、10年後の「夢」を考えるのも楽しい。
数年後の自分が100%理想像なら
10年後のは200%を想像しよう。
「東京マラソン2時間45分」
「マスターズ世界選手権出場」
とか。
そもそも性格の違い
身も蓋もない話だが、
自分を律する力がない人は目標達成が難しい。
「夏休みの宿題を最終日近くまでやらない」
「嫌な仕事は後回し」的性格の人。
宿題や仕事は絶対やらなければならないので
最終的に辛い思いをしてやらざるを得ないが、
強制力の働かない年頭の目標など、
こういう性格の人が達成できる可能性は低いだろう。
心の底から変わりたいという願望がなく、
今の自分に満足しているのだ。
こういう性格の人は
(高めの)学費を払ってスクールに入って
強制力を働かせるというのはどうか。
今回は以上です!
はちゃの!