トライアスロンコーチのチバナです。今日はトライアスロン関係ないです。釣り師チバナとしてのお話です。
イワナの住む川
魚沼市の国道352号を福島方面へ進み、
自転車ヒルクライムレースで有名な枝折峠を越えると銀山平(ぎんざんだいら)という所に着きます。
ここは奥只見ダム(銀山湖)に北ノ又川をはじめとする大小の沢や川が注ぐ、「湖の始まり」の地点です。
私はここを2つの理由で頻繁に訪れます。
1つは、言わずとしれた自転車のトレーニングのため。
家から枝折峠を超え銀山までの往復は距離にすれば60km弱なのですが、
峠道の60kmはとても良い練習になります。
もう1つの理由は魚釣り。フィッシィングです。
奥只見ダムとその周辺の川は、イワナ、ヤマメ、ニジマスなどのマス類がよく釣れます。
サイズも麓の川よりも大きく、尺をゆうに超えるイワナが釣れる(時期にもよる)ので楽しくてしかたがありません。
(75センチのイワナが釣れた記録もあるそうです)
釣り竿やウェアなどは自転車と同じで、
こだわり始めるととても高価となります。
私の愛用のロッドやリールは自転車と同じSHIMANO(シマノ)。
しかし、決して高価なものではなく、ミドルグレードのもの。
渓流竿は「小柄」、リールは「ツインパワー」、ロッドは「カーディフ」
シマノ 小柄
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ロードバイクのコンポで言うなら、「105」クラスだと思います。
それでも、結構思い切った買い物でした。
性能的にはなんの不満もなく使っています。
(最上位モデルを使ったことがないので比較もできないのですが)
45センチのニジマスの引きにも余裕で対応できました。
ちなみに、自転車では上から2番目のグレードである「アルテグラ」は、リールにもラインナップされております。
ただ、リールにおける「アルテグラ」は入門~初級くらいの位置づけのようです。
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高い道具を使えば釣れるわけではない
自転車でも言えることですが、
いや、自転車以上に言えることですが、良い機材を使ったからと言って魚がたくさん釣れるわけではありません。
銀山平は県外から太公望たちがたくさん集まり、競うように釣りをしています。
中には、竿はもとより、身につけているウェアなど、高級なものを使っている人も多いです。
しかし、だからといってその人達がたくさん釣っているとは限らないわけです。
私の息子は、学校のジャージに、ホームセンターで買った長靴という出で立ち、自分の小遣いで買った数千円の入門用竿、道糸にハリス付きの針、噛みつぶし重り、というシンプルな仕掛けで、周囲のどの釣り人よりも大物を釣り上げたことがあります。
その時はイワナが35㎝クラス2匹、40センチオーバー1匹、その他25センチクラスが数匹と大量でした。
技と勘、それと少しばかりの運がものを言う世界なのです。
逆に、同じ仕掛け、同じ釣り方でも坊主(釣果なし)の日もありますが、それもまた楽しいものです。
というわけで、
親子そろって、今シーズン足を運んだ銀山平ですが、10月1日から(マス類の)禁漁期に入ります。
来春4月までは釣りはできなくなります。
今週末、9月30日(土)、今年最後の釣りを楽しんで来ようと思っています。
天気も良さそうです。
なんか、めちゃめちゃ混雑しそうだなぁ。
枝折峠を越えなくても、トンネルで一気に銀山平へ行くルートもあるで。
奥只見シルバーラインつう25kmもトンネルが続く道路がね。