2019-2-18追記
シマノ純正のチェーン、
105以上のグレードはシルテック（SILTEC）という
低摩擦表面処理を施してあります。
表面に特殊コーティングされているのです。
強力なパーツクリーナーはこのコーティングを落としてしまうので、
シルテック加工されたチェーンは、
石油系、有機溶剤系の洗浄剤ではなく、
中性洗剤で洗うのをオススメします。
追記終わり
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皆さんはロードバイクのチェーンの清掃を
どれくらいの頻度で行うでしょうか。
私の場合、1回の走行ごとにウェスで汚れを拭き取ります。
また、練習の頻度にもよりますが
概ね週に1度、クリーナー（洗浄機）を使って洗い、注油しなおし、です。
だいたいのバイカーさんは私と同じような感じではないでしょうか。
いくら高性能のチェーンオイルを使っていても
チェーンが汚れると性能を発揮出来ませんので
走行ごとに拭き取りだけはやります。
RMITO チェーンクリーナー購入
そんな私ですが、
2年間くらい使ったAZのチェーン洗浄機を
あろうことか、自動車で踏んで壊してしまいました。
中のブラシがへたってきてそろそろ替え時かな、とは思っていました。
買い換えるちょうど良いきっかけとなりました。
（決してわざと壊したわけではありません）
というわけで
アマゾンでRMITOのチェーンクリーナーを買いました。
チェーンクリーナーはどれでも（ほぼ）同じ
チェーンクリーナーには数百円で買えるものから
高級品は1万円以上するものまであります。
私個人的な考えでは、チェーンクリーナーなんてものは
取り扱いやすさの優劣はあるものの、
洗浄性能なんてどれもどんぐりの背比べ程度の差しかありません。
消耗品と考えて、ほどほどの値段の製品を買えば充分だと思います。
灯油にボチャ漬けが最強
本当に完璧に綺麗にクリーニングしたいのであれば、
洗浄機などに頼らず、
チェーンを外して、灯油の入った器に浸けて
シャカシャカと洗うのが最強です。
が、しかし、
洗浄機で洗うのと、灯油に浸けるのとで、
その後の走行性にどれほど違いが出るのかというと、
私の感覚ではほとんど差が感じられません。
というか、全くと言って良いほど感じません。
性能よりも頻度
結局、走っていればすぐに汚れる部分なので、
「1回の入念な洗浄」よりも
「手軽に頻繁な洗浄」のほうが大事だと思います。
今回買ったRMITOのチェーンクリーナー、
特別こだわりがあるわけではありません。
以前使っていたAZのに不満があったわけでもありません。
PMITOは中国メーカーの製品ですが、
Amazonプライム商品だったことと、
口コミの点数が「悪くない」という理由で決めました。
1050円と、たとえ失敗しても後悔しない価格です。
実際に使ってみた
早速使ってみました。
内部の構造
内部はこんな感じです。
ブラシが下部パーツに2個、上部パーツに1個付いています。
洗浄液を注入
下部パーツに洗浄液を入れます。
洗浄液はホームセンターで買える
一般的なパーツクリーナーです。
チェーンに装着
チェーンを上下から挟むように装着し、
脱落防止の止め金具をはめます。
手で持たなくても良いのだが
この製品の特徴として、
クリーナーを手で持っていなくても洗浄できるよう
固定用のアームが付いています。
こいつを変速機に引っかけることで
手で持つことなく洗浄ができます。
ですが、
動画をご覧いただければ分かると思いますが、
かなり不安定な感じです。
ガチャガチャとうるさいですし・・・。
なので、結局は手で押さえて使うのが良さそうです。
わたしはこのように、
固定用のアームを変速機に引っかけずに
手で持って使用しました。
これが一番やりやすかったです。
クランクを逆回転させる
クランクを逆方向にガラガラと回すと
洗浄器の中のブラシが回転してチェーンの汚れを落とします。
20回転もさせれば充分です。
クリーナーを取り外す
洗浄機を外し、
チェーンに残った洗浄液を拭き取れば完了です。
お疲れ様でした。
（ピンボケですいません）
チェーンのクリーニングはこれで終了。
洗浄液が完全に乾いた後、
チェーンオイルを塗付します。
タイヤとホイールの清掃も忘れずに
チェーン洗浄機をつかうと、
洗浄液が飛び散ってタイヤやホイールに付着しやすいです。
そのままにするとタイヤの劣化や
ブレーキ性能の低下につながる恐れがありますので
作業後はタイヤとホイールの清掃も忘れずに行ってください。
手袋を着用して作業しましょう
今回、私は素手で作業を行いましたが、
かなり汚れますし、ケガ防止のためにも
手袋を着用し作業することをお勧めします。
