オリンピック、閉幕しました。いやー楽しみました。
正直を言うと個人的には冬のオリンピックは開幕が近くなってもあまり気持ちが高まらないというか、楽しみというわけではなかったんですよね。
しかし!しかしです。
終わってみると、今回ほどテレビにかじりついて観たオリンピックはなかったと言っても過言ではない程のめり込みました。


 

女子スピードスケートのこと

女子スピードスケート陣からは「諦めない心」を教えてもらいました。
前回大会までは鳴かず飛ばずだった女子スピードスケートが今回のように大躍進できたのは、競技団体の強化プログラムや態勢が整ってきているというのも当然あるでしょうが、選手個人個人が、諦めずに、「負けからの向上心」をしっかりと持って取り組んできたからでしょう。
 

成長するためには世界を見る必要がある

小平奈緒選手はスケート王国オランダに単身修行に行きました。
これは凄いなぁと思います。
なぜなら、これは、日本の指導体制に対して「あなたたちと一緒にやってても強くなれそうにない」という意思を暗に表明しているということです。
一歩間違えば日本の競技団体から嫌われて、様々な不便を強いられる可能性のある行為でしょう。
それでも彼女は決断しました。周りの雑音は強くなって実力で跳ね返すと。
手っ取り早くオランダからコーチを招いて教わるのではなくて自分から乗り込んでいきました。言葉も文化も違う国に。
スポーツに限らず、人間が成長しようとしたときに、一つの小さな場所に留まるのではなくて、違う環境にどんどん飛び込んでいって、異なる常識や価値観を吸収することの大切さに気づかされました。
  

きれい事では片付けられない悔しさも当然ある

 
高木菜那・美帆姉妹も素晴らしい成績でした。
今回オリンピックで姉妹合計で5つのメダルを手にしました。
まず2010年のバンクーバーオリンピックに妹の高木美帆選手が出場し、姉の菜那選手は落選しています。
姉は観客席から応援していました。
菜那選手は内心で妹に対して「転べ!」と思っていたそうです。
いくらスポーツマンシップとか言っても、人間なんてこんなもんです。
決して非難しているわけではありません。
私でも、誰でも同じことを思うでしょう。
家族である前に、同競技でてっぺんを目指すライバルですよ。
ライバルの活躍を願う心の片隅に、失敗を願ってしまうダークな部分があるのは当然あるでしょう。よほどの聖人でない限り。 
そして、次の2014年ソチオリンピックには逆に姉・菜那選手が出場、代表の発表の場で当選した姉を妹・美帆選手が凄い形相で睨み付けます。
間違いなく、心の中でダークな部分が大きくなっている表情です。
しかし、スポーツ選手には必ずこのような感情は湧くものです。
むしろ、これがない選手は大成しないと思います。
こういうきれい事では片付けられない悔しさをバネにして成長できて一流なんだと思いました。 


  

固定概念にとらわれない新戦法

3人が隊列を組み滑るパシュートで、日本は先頭交代の際に1番目を行く選手がコーナーで大きく膨らみ走行距離をわずかに延ばすことで減速せずに最後尾に付くという戦略が大きな勝因と報じられていました。
確かに他の国は1番目の選手はわずかに横によけ、減速して他の2人が自分を追い越してくれるのを待つような滑り方をしていました。 
決勝戦では日本はここの実力は3人とも上のオランダ相手に圧勝しました。 
この戦法、我々素人から見れば「なんで今までこの方法に気づかなかったん?」というくらい単純なやり方です。
しかし、誰しもが当然のように救戦法を使っていたということです。歴史のある競技の中にも「言われてみれば当然こっちのほうが良いよね」というブレークスルーが隠れています。長野オリンピックあたりから使われ始めた「スラップスケート」や、スキージャンプにおけるV字飛行もそうでしょう。
私たちがやっている競技でももしかしたら、思わぬブレークスルーが隠されているかもしれません。
個々人の体力や技術向上の他、理論や戦略といった部分の勝負にも日本は勝てたと言えるのでしょう。
しかし、パシュートのこの戦法、この先は各国が取り入れてくるでしょう。
追われる立場の日本もうかうかしていられませんね。
 

今回は以上です!
はちゃの!

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