ゼロから始めるトライアスロン。

攻略チャートに沿って準備します。
今回からバイク編です。
攻略チャートはこちら
スイム用品をそろえる1
スイム用品をそろえる2
スイム用品をそろえる3

バイク本体そのものも大事なのですが、
シューズやウェア、命を守るヘルメットなど、
重要機材がたくさんあります。

バイク本体

カタログやネットを見ると、ロードバイクにはたくさんのメーカーがあり、形状や素材もさまざまです。
値段もピンからキリまであり、高いものは自動車を買うのと変わらないくらいの価格帯のものもあります。

ロードバイクの素材

代表的な素材は主に4つ

カーボン

軽量。振動吸収性に優れる。高価。

アルミ

軽量。硬めの乗り心地。値段に幅あり。

クロモリ

いわゆる鉄バイク。
重量がある。剛性が高いがしなやか。
加工が容易なので安価。

チタン

軽量。しなりがある。錆びない。
加工が困難なので高価。
 
昔は加工のしやすいクロモリが主流でした。
その後、アルミが主流となりました(20年位前)。
チタンやカーボンもその頃にはありましたが、まだまだ高価でした。
10年ほど前からカーボンの加工技術が急速に進歩し、
価格も下がったことから、主流はカーボンにほぼ移った感があります。
各メーカーとも入門用グレードはアルミ製のが多いのですが、
最近ではカーボン製も目にするようになりました。

ロードバイクと言っても、トライアスリートの選択肢として

・通常形状のロードバイク

・エアロ形状のロードバイク

ザックリとこの2種類になるでしょう。
(最近はエアロロードという中間型もありますが)
エアロ形状のものはTT(タイムトライアル)バイクとも言い、
単独で走る時の空気抵抗を減らすために考えられた形状です。
横から見るとゴツいですが、前から見ると薄く、
空気抵抗が少ないような形状です。
(そのかわり横風に弱い)

TTバイクは比較的高価です。
ハンドルの形状も独特で取り扱いが難しいので、
入門用のロードバイクとしては通常形状のものを選ぶのが無難ではあります。

財布の事情にもよるでしょうが、完成車で15万円~30万円前後が一般的でしょう。
15万円より安いものもありますが、
初心者が上達してレース出場を目指す上では、
各パーツの性能など、ちょっと力不足に感じます。
最近はカーボン製もこの価格帯で購入できるようになりました。
お好みで選んでOKですが、
カーボンのほうが補修しにくい(傷みに弱い)です。
乗り込んで、脚力が上がると、素材や形状によって、
「硬い」「柔らかい」「反応が良い」などの特徴を体感できるようになります。
しかし、初心者がこの価格帯のバイクを買う際はあまり考えなくても良いかと思います。
初めて買うロードバイクです。
自分の気に入ったデザインやメーカーに乗った方が楽しいですよね。

体に合ったバイクを選ぶのことが大切

1つ、注意点として、
自分の体(体型、手足の長さ、柔軟性)にあったサイズのバイクを選ぶことが大切です。
自分に合わない自転車だと、無理な体勢を強いられ、
怪我や事故の元になります。
 
専門のショップでは、
フィッティング機材で体の特徴を分析し、
一人ひとりに合ったバイク選びのアドバイスをしてくれるところも多いです。
「ロードバイク専門ショップは敷居が高くて入りづらい」
と感じる人も多いようですが、
大丈夫です。
「初心者です!どんなバイクを選べば良いですか?」
と堂々と宣言してください。
きっと親切に対応してくれます。
これで、門前払いするようならショップとしては失格です。

個人的お勧めブランド

参考までに初心者にお勧めのメーカーを挙げると、

○CEEPO(シーポ)

国内メーカー。
トライアスロン専用バイクを製造。
社長自信がトライアスリートであり、
日本人の脚質にあったバイクを製造している。
http://ceepo.jp/

○ブリジストン・アンカー

国内メーカー。
15万円前後の初級モデルも豊富なラインナップ。
http://www.anchor-bikes.com/

○ジャイアント

カーボン大国の台湾メーカー。
初心者グレードにもカーボンを使用しているモデルあり。
https://www.giant.co.jp/

この3メーカーあたりは日本人向けのサイズが豊富です。
小さな女性でも安心です。

このほか、
自動車で言うところの
トヨタ、ニッサン、GM的な、巨大メーカーである、

○トレック
https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/

○キャノンデール
http://www.cannondale.com/ja-JP/Japan

などは、大きなメーカーなだけあって、ラインナップが豊富です。

あと、例えば、
好きなバイク漫画やアニメのキャラが乗っていたメーカーを選んだりするのも楽しいですね。

次回に続きます。