7月8日に石川県で開催された
のとじまトライアスロン大会に参加してきました。
 
マリンパーク海族公園をメイン会場に、
バイクは能登島を1周する風光明媚なコースレイアウトです。

10年ぶりの参加に緊張

能登島でのトライアスロン大会は
以前は「七尾湾岸トライアスロン」という名でしたが、
一度、開催が途絶えて、
その後、「のとじまトライスロン」として復活しました。
復活と言っても、コースは大幅リニューアルされたので
まったく新しく生まれ変わった大会です。
 
私は、2008年の七尾湾岸トライスロンの時代に
一度参加して、運良く総合3位に入ったことのある
思い出深い場所です。

今回、10年ぶりに参加を決めました。
オリンピック(ショート)ディスタンスのレース自体も10年ぶりです。
長らくミドルとロングばかりやっていたので
スプリント的な走りができるかどうか不安でした。
(結果的にはできませんでした・・・)

年齢的に総合3位は難しくても
年代別優勝を密かに狙いつつ参加しました。
(結果的にはできませんでした・・・)
 

スイム 1500m

 
当日は台風が日本に近づいていることもあり、
あいにくの雨模様でしたが、
風はなく、海は穏やかでしたので
スイム中止などにはならず、
「トライアスロン」大会となりました。
 
 
 
スイムは浜から一斉スタートで
往復750mを2周回の1500mです。
穏やかで透明度も悪くなかったのですが、
直径30センチのエチゼンクラゲの群れが漂っており、
時折顔面をヌルッと撫でる感触が気持ち悪かったです。
(何カ所か刺されました) 
 
約300人の参加選手の中で、
スイムは30位以内くらいを想定していました。
第2パック(集団)でスイムを終えられましたので
ほぼ想定内でした。
(終了後にリザルト見たら20位でした)
 

バイク 40km

ミドルやロングであれば、
スイムで少しくらい遅れても、
バイクとランで巻き返せるのですが、
今回はショートディスタンス、
バイクコースは40km、
スイムの遅れをどれだけ巻き返せるか不安です。
しかも今回は、
日本大学をはじめ、
いくつかの大学トライスロン部が参加しており、
若い彼らのスピードとパワーに、
初老の自分がどれだけ付いて行けるか、というレースでした。
 

今回使ったバイクはサーベロP5。
P5はバリバリのTTバイクで、
以前はロングディスタンスに使っていました。
反応も良く、加速も巡航もとても速いのですが、
だからこそ、剛性が高く、初老となった私では
レース後半に脚に蓄積するダメージが大きいため、
最近はむしろ短い距離のレースに使うようにしています。
 

 
序盤は快調に飛ばしつつ、
前の選手を1人、また1人と追い抜くことができました。
しかし、途中で雨が激しくなります。
バイクコースは大小のアップダウンとカーブが連続しています。
雨粒がゴーグルに付着して視界が悪いうえ、
初見のコースなので、
思い切って攻めきれませんでした。
 
バイク終わって9位。
(後にリザルトで確認)
 

ラン10km

バイクで攻めきれない分は、
温存して、ランで攻めれば良いのですが、
これが全くスピードに乗れません。
かといって、脱水やスタミナ切れで失速とも違いました。
普段練習で走るスピードでは走れているのです。
どういうことかというと
ミドル以上のレースを想定した練習では、
1kmを3分台で走るような事をしません。
1kmを4分チョイで走れればOKという練習をしています。
なので、急にレースで3分台で走ろうとしても
体が動いてくれないのです。

「普段練習でやらないことは本番でもできない」
 
このことを実感したランでした。
 

 
これはもう仕方ありません。
自分にとってのメインレースは、
10月のアイアンマン台湾です。
ロングディスタンスのレースできちんと走れればOKです。

ということで
鳴かず飛ばずのまま終えたラン。
バイク終了時の9位から、
1人抜いて、2人に抜かれて、10位フィニッシュでした。
上位は大学生。別格でした。
しかし、その中でも、同じ年代で上位に入る強者もいました。
なので初老の部(年代別)でも2位。
まぁ、これも仕方ないですな。
 

 
10年ぶりのショートディスタンス、
思い切り楽しめました。
最高に楽しかったですよ!

次のレースは、9月の佐渡です。
佐渡の大会も久しぶりの参加。
今から楽しみです。
 

やるな能登米

いただいた
能登のコシヒカリ。
米の味にはうるさい魚沼人の私からしても
とても美味しいお米でした。
ありがとうございました!