数ヶ月前にポラールのハートレートモニターから
ガーミンForeAthlete 735XTJに買い換えました。
そして、程なくして、ガーミン935に乗り換えました。
なぜなのか!?
食わず嫌いのGPSウォッチだったが、使ってみて感動
私が以前使っていたポラールにはGPS機能などは付いておらず、
単純に心拍をモニターするだけのシンプルな機能のモデルでした(8000円程度)。
心拍は測れますが、スポーツウォッチとしての機能としてはたいしたことなく、
ランニング練習などでラップを取りたいときは、
左手首にカシオのスポーツウォッチ(3000円程度)、
右手にポラール心拍計、の2個使いでやっていました。
さらに、バイクの練習でGPSでログを取りたいときなどは、
i-got-UのGPSロガーを携帯していました(9000円程度)。
つまり、心拍計、腕時計、GPSロガーを
それぞれ別々に持って練習していたわけです。
Wi-FiやBluetooth対応の機器は1つもありません。
想像しただけでめんどくさいでしょ?
今まで食わず嫌い的に避けてきた多機能GPSウォッチですが、
さすがに、周りでは皆が使っていて、
私だけ時代遅れ臭プンプンだったので、
思い切って購入したのがガーミン735XtJです。
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最初は735XTJを買ったのだが・・
ポラール、エプソン、スントなど、
たくさんのメーカーがありますが、
周囲の仲間の中で一番使用率の高いガーミンに決めました。
【関連記事】
→【今さら】ガーミンForeAthlete735XT Jを買った理由【初めてのGPS付心拍計に感動】
→【心拍計比較】ガーミン vs ポラール【光学式と胸ベルト式】
GPSの計測や、光学式心拍計、ライフログ収集、STRAVAとの連携など、
便利な機能満載で、買って良かったー!!って言いながら
るんるんで使っていました。最初は・・・
しかし、気づいてしまったんです。
ロングディスタンスのトライアスロンレースで、
735だとバッテリーの持ちが危うい、ということに。
735のカタログスペックは
光学式心拍計を使用しないUltraTracモード:最大24時間、
GPSと光学式心拍計、ライフログ:最大14時間
ロングのトライアスロンで胸ベルトセンサーはあまり使いたくないし、
GPSのログは取りたいです。
そうすると、カタログ上は14時間。
「14時間なら大丈夫だろう」と思い買ったのですが
実際にロングライドの時などに使ってみると、
1時間につき、10%弱のバッテリー消費でした。
おそらく11時間がてっぺんかな・・・と。
ロングのトライアスロン、
今の自分の場合、何もトラブルなく走ることが出来れば、
11時間はかかりません。
しかし・・
パンク、体調不良などで失速した場合、
11時間は超えてしまうでしょう。
トライアスリート全体で見れば、
ロングディスタンスの完走平均タイムは12~13時間くらいだと思います。
怒濤の後悔が私を苦しめましたが、
思い切って上位モデルの935に乗り換えました。
※もちろんショートやハーフディスタンスのトライアスロン、
フルマラソン程度であれば、735で充分対応できます。
(ウルトラマラソンだと不安・・)
935、バッテリーは心配なし。ただ、少しでかい
ガーミン ForeAthlete 935は735の上位互換モデル。
カタログ記載によれば
UltraTracモード:最大44時間
GPS/HRモード:最大21時間。
UltraTracモードはトライアスロンでは使いません。
実際使うGPS/HRモードで、935は21時間です。
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先日参加した佐渡国際トライアスロンBタイプで使用しました。
フル充電からの通常使用3時間、その後レースが約5時間半で
バッテリー残量65%です。
GPSと光学式心拍計を使用して、1時間につき6~7%の消費だと推測します。
(使用環境やバッテリーの劣化等で変化すると思います)
仮に1時間に7%消費したとしても14時間以上持つ計算です。
上位モデルの935ですが、735との大きな違いと言えば、
●バッテリー容量増
●沿面距離・速度測定
●気圧高度計
●Wi-Fi接続
ほかにもチョイチョイあるのですが、
個人的にははあまり恩恵がなさそうなので割愛です。
735よりもバッテリー容量が多い分だけ935は一回り大きいです。
寸法
735:44.5 x 44.5 x 11.9mm 40.2グラム
935:47 x 47 x 13.9mm 49グラム
私の手首は成人男性の中では最細の部類だと思います。
奥さんよりも手首が細いくらいです。
GPSウォッチは比較的大きい物が多く、
いままで敬遠してきた理由の1つです。
昔に比べ小型化されてきているとはいえ、
935は私の手首だとギリギリの大きさです。
華奢な手首の女性やキッズ、ジュニアには大きすぎるかもしれません。
沿面距離・速度測定に対応
一番はバッテリー容量が増えたことですが、
もう一つ、特筆すべき機能があります。
それは、沿面距離・速度測定に対応していることです。
沿面距離・速度とは、距離や速度を立体的に把握することです。
たとえば、
三角定規をそのまま大きくしたような坂があったとします。
自転車でA地点からB地点に行くとして、
これを平面地図で見ると、1kmでしかありませんが、
実際は約1.414kmを走ることになります。
スピード計測も距離1.414kmをもとに計算します。
沿面距離・速度計測に対応することにより、
より、性格な測定が可能となっています。
ヒルクライムや山岳コースなどを走る際には
平面計測と沿面計測とでは大きな違いが出るはずですが、
935はこれをきちんと測ってくれるわけです。
すごく高い買い物だったが満足
ガーミン735が約40,000円、
そして、買い直したガーミン935が約55,000円、
合計85,000円(共にAmazon)。
すげー高い買い物だったけど、
今は満足しています。
(そう思うことにします)
自転車のフレームやパーツなどの機材にも言えることですが、
安さにつられたり、勉強不足のまま購入すると、
結局、上位の機材が欲しくなって購入する羽目になりますね。
最初からデュラエース付けとけば・・
最初から935買っておけば・・・
良い勉強になりました。
ロングのトライアスロンに出る方は、
バッテリーの持ち時間に相当余裕のあるGPSウォッチを購入してください。
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