今週末はアイアンマンの世界選手権ですね。
今ごろコナは、世界中から集まった強豪トライアスリートで賑わっているはず。
選手の皆さんには、思い切り楽しんできてもらいたいと思います。

さて、私は世界選手権の一週先にある、アイアンマン70.3上海に向けて準備中です。
この週末の連休で荷造り梱包をする予定なので、
その前に、バイクの整備です。
今回のレースも8年使っているサーベロP5の初代モデルを使います。
タイヤ交換、チェーンの洗浄、スプロケとプーリーの清掃、
そして、ディレーラーの調整を行いました。

タイヤもいつもどおりのコンチネンタルのコンペティション
もう20年近く愛用している銘柄です。

ロングセラーのタイヤ、細かな改良はあるのでしょうが、
「変わらない、変える必要がない」
良いタイヤです。
しなやかさはラッテクス製のチューブに負けますが、
時間経過による空気の減圧がほとんどないブチルチューブは
トライアスロン向けタイヤとして最適解ではないでしょうか。
(チューブラータイヤというカテゴリにおいて)

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チェーンの洗浄については、
最近は石油製品のパーツクリーナーを使わずに、
食器洗い用洗剤を使います。
シマノのチェーンは「シルテック」というコーティングが施されていて、
洗浄力の強すぎるパーツクリーナーは、このコーティングも溶かしてしまうらしいのです。
「そんなの気にしないぜ!」と言って、
普通にパーツクリーナーや灯油で洗ってる仲間もいて、
そして、普通にトラブルなく使えているらしいので、
大丈夫なのかもしれませんが、
おとなしくメーカー指示通りに中性洗剤を使います。

洗浄後は水けをとってから
最強の潤滑油、ベルハンマーで仕上げます。

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次に各部のネジの増し締めなど。
ハンドルステム周りは梱包の時に一度はずすので今回はスルーしましたが、
ブレーキシューやプーリー軸ネジなど、ふだんあまり触らない部分を中心にチェックしました。
フロントディレーラーの取り付け台座のネジが緩んでいました。
走行中に変速不能になる前に気づいて良かったです。

最後に10kmほど試走しました。
変速の確認を入念に行います。
ベルハンマーは若干粘り気のあるので、
チェーンのコマからにじみ出た余分なオイルを走行後によく拭き取ります。
同時に、スプロケットに付いたオイルも綺麗に。
走行中に砂を拾ってしまったらせっかくの潤滑性能が死にますので。

チェーンからは余分なオイルが、かなりの量出てきますので、
注油はコマごとにほんの少量でOKです。
5km~10km走行ごとに拭き取ってやる作業を2~3回繰り返すのがベストです。
今回は1回しかやりませんでしたが、あとは上海で。

台風が来る前にメンテ&試走ができて良かったです。
明日12日からは大荒れになる模様。
屋内で荷造りに励みます。
P5はハンドル周りのケーブルや油圧ホースがタイトで、
コンパクトに梱包するにいつも苦労します。

今回は以上です!
はちゃの!

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