ランナーやトライアスリートにはまじめな方が多く、
少しくらいの体調不良でも練習ノルマを達成しようと頑張る人がいます。
多少風邪っぽいくらいなら、走って体を温めることでむしろ早く治ってしまうこともあるかもしれません。
練習するか休むかの線引きは一人ひとりちがいます。
私の場合は鼻水程度なら普段通り練習しますが、
喉の痛みや痰が出るときはやりません。
経験的にこのような症状のあとに決まって頭痛が来ることが多いからです。

風邪の症状が首よりも上なら練習をやり、首より下ならばやらないという人がいましたが私には当てはまりません。
頭痛の時に練習なんてできないし、やれたとしても症状が悪化して翌日から結局休むような羽目になるからです。

体調が優れないときは思い切って休む方が長期的に見て正解というパターンのほうが多いですね。

私は朝、目が覚めたときの感覚を重視するようにしています。
起き抜けで体が重い、どこか痛い、このようなときは要注意です。
起きてしばらく行動すると感じなくなるような些細な体調不良も見逃さないようにします。
そもそも、いつもと同じ時間に起きること自体が辛いような日は要注意です。
まじめな人は「練習しなくちゃ」という心が、「休みたい」という体の声を押さえ込んでしまいがちです。
その精神力はたいしたものですが、心技体そろってこそのアスリートです。

『体は心の奴隷ではない』

これはトライアスロンを始めたばかりの頃、竹内鉄平コーチから教わった言葉です。
20年経った今でもこの言葉を反芻しながら練習しています。

今回は以上です!
はちゃの!

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