記事最後に追記あり
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こんにちは。
皆さんは、「スマートウォッチ」使ってますか?
「ウェアラブル端末」などとも言いますが、
いろんな機能を持った腕時計のことですね。
最近は高性能なモデルが各メーカーから次々出ていて、
ガーミンの高級モデルなんて16万円越えですよ。
ア・リ・エ・ナ・イ・・・・
私が使っているのは
ガーミンの935です。
選んだポイントとしては、心拍が取れるのは大前提で、
●GPS搭載であること
●トライアスロンに使えること
●価格
の3点でした。
GPSを使って、ランニングやライドの
走行距離、平均スピードなどが把握できること、
それに、
防水や、バッテリーの持ち時間など、
トライアスロンに対応できることが
必須条件です。
ロングのトライアスロンで使うには
早朝、家(宿泊先)を出てから、
夜、帰宅するまでですから、
丸1日バッテリーが持ってくれないと不便です。
これら機能をクリアしているもので、
なるべく安いモデルを買うということだったのですが、
この条件に合うのがガーミン935だった訳です。
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買った当時、たしか6万円くらいだったと思います。
それまでの私の感覚では、
腕時計に6万円というのはかなり思い切った買い物でした。
周りの皆が使ってるのを見て、少し興味が湧いたのでした。
機能を使いこなせるなら有益なツール
使ってみると、確かに面白かったです。
「面白かった」のですが、「役に立った」かと言われると、
微妙です。
当初は、いつもの練習コースや、ヒルクライムの高度、
レースでの走行距離や平均速度など、
GPSで計測して、「ほぉ」とか「へぇ」と思ったりもしました。
でも、私の練習スタイルとして、
いつも新しいコースを開拓するようなことはせず、
決まった道を走ります。
そうすると、GPSで一度計ってしまえば、
以後は必要ない機能になってしまったのです。
935にはその他にもいろんな機能があります。
●パワーメーター・・・使いません
●Vo2Max測定・・・「ほぉ」とか「へぇ」と思うだけです
●トレーニングアシスト・・・必要ありません
●休息アドバイス・・・余計なお世話
●天気予報・・・アテになりません
●温度計・・・ウソばっかり言います
これらの機能は、上手く使いこなす人なら良いのでしょうが、
私には必要ない機能でした。
まぁ、これらは搭載されているだけなのでなんの害もないのですが、
個人的に「ちょっとなぁ・・・」と思う機能もあります。
このため、最近では、実際の所、ガーミン935を練習に使わなくなってきています。
「ちょっとなぁ・・・」と思う点は以下の通りです。
他者と比較されてしまう
ガーミンが悪いわけではない、と言うのを前置きしておきます。
●GPS搭載だからこその機能
ということで、技術的には凄いと思うのですが、
これは、個人的に、良くないと思った機能でした。
GPS機能をオンにして走行することで、
ストラバなどのSNSと連動して、
走った距離、スピード、心拍数などが外部に公開されます。
そして、区間の最速記録、1ヶ月の走行距離など、
ランキングされてしまいます。
これは、私にとって毒でした。
順位付けで他人と比べられてしまうので、
いつもスピードだけを追い求めたり、
走行距離を稼ぐだけの練習になりがちです。
順位が下がると悔しいので頑張ってしまうのです。
でも、練習というのは、他人と比べるものではないですし、
スピードや距離の他にもやるべき事はたくさんあります。
これは自分のためにならない、と思い、
不特定多数に公開さないように設定し、
ストラバを見ることを一切やめました。
繰り返しますが、
これはガーミンが悪いわけではなく、
スマホを含め、GPS搭載の多くの端末で使える機能です。
光学心拍計がアテにならない
結局の所、私が練習で一番の指針とするのは心拍数です。
極端な話、心拍数さえ性格に計測してくれたらOKです。
GPSでスピードを計れないと不便という人もいると思いますが、
自転車なら、GPSに頼らないマグネット式のサイコンで充分ですし、
ランでは、いつも走るコースならラップタイムでスピードは分かります。
スピードを指針にするよりも心拍数を指針にする練習をやることが多いです。
そんなことから、私にとっては、
光学センサーが付いていなくても、
胸ベルトで心拍を正確に計ってくれるモデルのほうが使い勝手が良いわけです。
でかくて重い
私は男性でありながら、
その辺の女性よりも手首が細いことで、
(私の周りでは)有名です。
多くの機能「全部入り」のような時計は
大きすぎて手首からはみ出してしまいそうです。
また、最近は軽くなってきているとは言え、
やはりまだ重く、
ロングのトライアスロンの終盤では、
ランの腕振りで重さが気になることがあります。
充電が面倒
これは性格によるかもしれませんが、
数日おきに充電しなければならないのが面倒です。
結局、原点回帰
そんなわけで、
私にとっては、シンプルな心拍計があれば事足りるという結論に至りました。
以前(3年くらい前まで)は、
練習では、1万円しないようなポラールの心拍計で練習していました。
心拍とラップタイムが取れたのでそれで充分でした。
また、胸ベルトの締め付けを嫌って、
レース中は心拍を計らないことが多いので、
そんなときは、ラップタイムだけ取れる、安くて小さくて軽いカシオの「フィズ」を使ってました。
ハイテク機能はありませんが、
レースリザルトが今より悪いということもないです。
935が使えるうちは使いますが、
バッテリーの持ちが悪くなってきているので、
そろそろ昔のスタイルに戻すかもしれません。
自分のスタイルに合った物を使おう
私のように、アナログな人間は、
高機能の「全部入り」スマートウォッチは必要ないのかもしれません。
ただ、
パワーメーターと連動したり、
他者とのコミュニティを重視したりする人ならば、
必須のアイテムかもしれません。
ダイエットなら活動量計
また、健康作りのために、
自分の活動量を把握したいとか、
アスリートとまでは行かないが、スポーツを楽しみたい、
ダイエットをしたい、という人には
「活動量計」といわれるスマートウォッチが良いかもしれません。
上位モデルほどの機能はありませんが、
心拍、消費カロリー、歩数、睡眠の質など、
日常生活をサポートしてくれる時計です。
活動量計は女性でも付けやすいスマートなデザインの物が多く、
1万円台あたりで変えるので、
手軽感もありますね。
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ビジネスユースや通信・SNS重視ならアップルウォッチ
ガーミンやポラールの「全部入り」モデルに匹敵する機能を持ち、
さらに、音楽や通信アプリなどの機能も充実しているのが、
アップルウォッチです。
カジュアルユースはもちろん、
ビジネスシーンでも違和感なく使えるデザインなのは
さすがアップルというべきでしょう。
series5ではバッテリーの持ちが最大18時間で、
ロングトライアスロンには少し不安です。
ディスプレイが40mmと44mm幅、
細腕の人にはやや大きいサイズでしょうか。
気になるのが、
series5では「第2世代光学式心拍センサー」と
「電子式心拍センサー」を搭載しているという点です。
海外版では心電図を取ってくれる機能があるらしいです。
心拍センサーが正確でなければ心電図は取れないと思うので、
かなり高機能だと推測します。
(使っていないので分かりません)
ただし、日本では厚生労働省の認可が下りず、
心電図機能は使えないようです。
(2020年2月現在)
ただ、第2世代の光学式心拍センサーというのは、
かなり正確に計ってくれそうですね。
ミドルまでのトライアスロンや、
マラソンなどに使うなら、
ガーミンやポラールよりも「買い」かもしれません。
Apple Watch Series 5(GPS + Cellularモデル)- 44mm-
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最後に
繰り返しになりますが、
スマートウォッチは、むやみに高機能な物を買えば良いというわけではありません。
高い物を買っても、結局はその機能を使わないことが多いです。
根っからのアスリートなら「全部入り」
ダイエットなら活動量計、
ビジネスなら通話もできるアップルウォッチ、など。
ただ、本当に知識と経験のあるアスリートは、
むしろ、トレーニングは腕時計なんかに頼らずにできるでしょうし、
ビジネスマンも、普通の文字盤の腕時計を使いつつ、
通話はスマホ使ったほうが便利な気もします。
自分に本当に必要かどうか、
興味本位で買ったけど、結局使えない、という声も多いスマートウォッチです。
購入の際には、ネットや、実際に使ってる人の話を聞くなど、
よくリサーチしてからのほうが良さそうです。
追記2020-6-26
あーだこーだと言っておきながら未だにガーミンを使い続けている私です。
あろうことか上位モデルのForeAthlete945購入を検討しています。
今回は以上です!
はちゃの!