先日の記事で、

『佐渡トライアスロンは「ロードバイクにDHバー付けるのが一番速い」と
 言われていたのは過去の話で、今はTTバイクのほうが断然早い』
 
という事を書きました。

→【佐渡国際トライアスロンで痛感】トライアスロンはロードバイクよりもTTバイクのほうが断然有利!

根拠は、最近のTTバイクの空力性能の向上と
軽量化されたフレームが増えていることです。
 
同じ軽さなら、
ロードバイクよりも、空力性能に優れたTTバイクが速いのは当然です。
単独巡航が速くて、坂もそれなりに登れます。

では、具体的にどれくらいの重量なのでしょう。

先日、佐渡トライアスロンで実験的に使用したロードバイク
CEEPO(シーポ)のStinger(スティンガー)と

Cervelo(サーベロ)のP5

この2台の重量を比べてみました。
このように車輪を外した状態で、

吊り下げ式のはかりで計測しました。

スティンガーの重量、6.27kg

 
 
P5の重量、6.38kg

その差はわずか0.11kg。
スティンガーはP5よりも110グラム軽いだけです。
ほぼ同じ重量と言っても良いでしょう。
 
装備してる機材の主な違いは
【クランク】
P5:ROTOR「FLOW」
スティンガー:アルテグラ8000

【前後ディレーラー】
P5:デュラエース9000
スティンガー:アルテグラ8000

その他、ハンドル周りはどちらも標準装備品、
スティンガーにはアルミのDHバーを付けてあります。

クランクとディレーラーの重量差はほとんどないと言って良いレベルです。
アルテグラとデュラエースの重量差なんてわずかです。

TTバイクとロードバイクの重量差は
ほぼなくなってきているのが現実です。

繰り返しになりますが
重量が同じなら、空力性能が良い方が速いのは道理です。
このようなことから、
トライアスロンではTTバイクで走るのが主流となりつつあります。
(ショートのドラフティングレース除く)
トライアスロン前提でバイクを購入するなら、
TTバイクを選んだ方が良いかもしれません。
(トライアスロン以外のロードバイクイベントには
出られないかもしれないのを覚悟の上で)
 
関連記事
→佐渡国際トライアスロン・レース編【総合24位・年代別5位】 2018年9月1日~2日
→【トライアスロン】同じ重量ならロードバイクよりTTバイクが速いのは当然