アイアンマン70.3世界選手権に出場するためにアメリカはテネシー州チャタヌーガへ行って来ました。
結果から言うと、今回はDNSとなりました。
現地時間の9月6日(水)にチャタヌーガ入りし、
トラブルもなく選手登録や機材の準備を進めていましたが
8日(金)の未明から急に発熱し、
筋肉痛や関節痛、頭痛と喉の痛みが激しく
全く動けなくなりました。
日本選手団の中には医師もいて、抗生物質を分けてもらい服用し、
次第に楽になっていったのですが、とてもレースができる状態ではなかったので、
勇気を持ってDNSとしました。
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ベッドの中で自分を見つめ直した
仲間がレースをしている間、
ホテルのベッドで寝ながらいろいろと考えていました。
日本人選手団の活躍を祈る気持ち。
裏腹に、自分が出られない悔しさ。(涙出ました。)
日本で応援してくれている家族への申し訳なさ。
今後、選手として、コーチとして果たすべきこと。
などなど。
これはこれで自分と向かい合える有意義な時間ではありました。
さて、ここ数年、こんな高熱を出したことがなかったのに
よりによってなんで今日この日に発熱したのでしょうか。
・普段の仕事のストレス
・子育ての悩み
・寝不足
・時差によるバイオリズムの狂い
が考えられます。
また、現地で「蚊」に何カ所か刺されたのもあるいは何か影響してるかもしれません。
なにせ、インフルエンザのように、前ぶれなく突然の高熱でしたから。
DNSは初めて
本格的にトライアスロンを始めて20年、
大抵のことは経験してきましたが、実はDNSは初めてです。
10年以上前にアイアンマンマレーシアでDNFが1回、
そして今回のDNS。
いままででDNSとDNFが1回ずつです。
チャタヌーガの思い出
レースは出られませんでしたが、現地入りしてすぐに
チャタヌーガの町を40kmほどライドして見ました。
自然が多く綺麗な所です。
スイム会場でもあるテネシー川が雄大に流れ、いかにもアメリカ、といった風景です。
アイアンマンパレードでは最多出場ということで
日本人選手団の旗手をしました。
これは嬉しい経験です。
おまけ
神様がいるとして
まぁ、そんなことで、
中途半端な形で2017年のシーズンは幕を閉じました。
今年は(というか去年から)、コーチ業を始めたり、整体の修行をしたり、大学生に戻ってみたり、と
全力でチャレンジし続けてきたつもりですが、
肝心の「トライアスロン競技」に真摯に向き合えなかったかもしれません。
きっと、トライアスロンの神様が
「そんな中途半端な気持ちと体で世界選手権に出る資格なしや。
他の選手の努力に対し失礼やないけ。」
と言っているのでしょう。
来シーズンに向けまた1から積み直しです。
今回は以上です!
はちゃの!