新潟の山の中にもやっと春が来ました。

ニュースなんかで見る桜の開花予想ってのは
うちの辺りだとあまりあてにならなくて
だいたい青森県か北海道南部の開花日と重なる感じです。

そんなことで、
ここ数日の暖かさで、場所によっては葉桜ですが、
うちの庭の桜はあと2~3日は持ちそうです。

桜の花には蜜を吸うのか、小鳥たちがたくさん集まってきます。
小鳥というには少し大きめなのですが、
ヒヨドリたちが騒がしく花をつついていました。

他の小鳥たちと同様に蜜を吸うような行動を取ることが多いのですが、
昆虫も捕食するようです。
今日は、桜の枝をぬうように蜂とドッグファイトしているヒヨドリを見ました。
逃げ回る蜂を枝の間を縫うように飛んで追いかけ捕まえます。

捕まえた後は、口鉢の先で何回も噛んで弱らせてから飲み込んでいました。

捕まえたのは、マルハナバチだと思われます。
大きくてコロッとした体型の蜂なので、最初はクマバチかと思いましたが、
調べたらどうやらマルハナバチらしいです。

クマバチはお腹がツルンとしていて、
マルハナバチは細かい毛が生えているそうです。
写真を撮って拡大してみたら毛が生えているのでマルハナバチです。
違うかもしれないけど、マルハナバチということにしておきます。

蜂も蜜を吸いに花に集まってきます。
マルハナバチはホバリングしながら、のんきに飛んでる(ように見える)ので
小鳥たちの格好の餌食になっているようでした。

ヒヨドリの他にもメジロやホオジロ、ムクドリやマヒワなど
たくさんの小鳥が桜に集まってきます。
もちろん、スズメやカラスも(むしろ多数派)。

スズメ、カラスは別格ですが、ヒヨドリもあまり警戒心がないのか、
かなり近づいても写真を撮らせてくれます。
他の小鳥はすぐ逃げるので物陰に隠れて撮らないといけません。

この日は鳥メインで撮影しましたが、
今度は昆虫メインで、マクロレンズもって出かけたくなってきました。