先日、とあるお客さん(Mさん)から
「橘さん、バターコーヒーダイエットってどうなんですか?」
って聞かれました。
「どうなんですか?」
と唐突に言われると返答に困るんですが、私の個人的な考え方をお話ししました。
 

 


 

バターコーヒーダイエットって何?

まず、バターコーヒーダイエットとは何か、ということについてネットを調べるとたくさんの情報が出て来ますか、ザックリ言うと、朝食にブラックコーヒーにバターとココナッツオイルを混ぜたもの「だけ」を摂るというものらしいです。
(ココナッツオイルなしでバターだけでもOK)

朝食に必要なカロリーをほとんど脂質で摂るということです。

バターコーヒーは飲みませんが、朝食に炭水化物を摂らないという方法は私自身も実践していて、体脂肪燃焼の効果も実感できていることから、身近な人にはお勧めしている方法ではあります。

 

脂質を取って脂肪を減らす

脂質を摂ったら体脂肪が逆に増えそう」と思うかもしれませんが、むしろ逆です。
なぜでしょう。
ポイントは血糖値。
炭水化物を摂ると消化吸収の過程で血糖値が一気に上がります。
血糖値が上がるとインシュリンが作用して今度は血糖値がぐっと下がります。
血糖値が下がると脳が「空腹」と判断し、「お腹が減った、何か食べて!」と指令を出します。
で、食べちゃう。しかも、空腹感が強いとドカ食いしてしまったり。
すると、また血糖値が急上昇、そしてそれをインシュリンが下げて・・・以下繰り返し。
この血糖値の乱高下が良くないんですね。

脂質を摂った場合、血糖値の上昇は炭水化物摂取時に比べてゆっくりと上昇し、ゆっくりと下降します。
なので、空腹感が減少するというわけです。

人間は生活活動のエネルギーを主に血液や内臓に貯蔵した糖質に依存します。
ですが、朝食で炭水化物(糖質)を抜くことにより、糖質が枯渇し、それを補うために体脂肪を分解しエネルギーに変えます。
このメカニズムを利用したのが「バターコーヒーダイエット」です。

理論としては間違っていないと思うのです、たしかに。
ただ、アスリートが実践するにはすこし改良が必要かなと思いました。
私がMさんにアドバイスしたことをいくつか上げてみます。

摂取カロリーの問題

Mさんはランニングを始めて約8ヶ月。
基礎脚力は付いてきました。
体型は「劇的」とまでは行かないまでも徐々に絞れてきてます。
でも、本人はもっと痩せたいと思っているみたいです。
なので「ダイエット」というもの興味が湧いたと思うんですが、
習慣的にランニングをやっているMさんにとっては、バターコーヒーのカロリーでは足りないかな、ということです。
バターを10g、ココナッツオイルを大さじ1杯(15cc)としても、200キロカロリーくらいでしょう。
Mさんの体重が50kg(ザックリです)として、1時間ランニングやったら、だいたい500キロカロリーを消費します。
普通に考えてMさんは、一般成人が1日に必要とするカロリー+500キロカロリーを摂取する必要があるのです。
これをバターコーヒーだけで補おうとすると、3~4杯飲むとか、バターの量を数倍に増やすなどしなくてはなりません。
そうでなければ、昼食と夕食にしわ寄せが行きます。
これは結局、ドカ食いに繋がりますのでお勧めできません。
要は炭水化物を良質の脂質に置き換えれば良いのですから、バターコーヒー+○○、というふうな組合せメニューでも良いと思います。
良質な脂肪を摂れて、なおかつ炭水化物の少ない食材・・・手軽な食材なら卵とか。
卵は多くの栄養素も摂ることもできるし良いと思います。
アボカドやナッツ類もオススメです。
また、アスリートはタンパク質、カルシウム、ビタミンCなどが不足しがちですので適宜サプリの助けを借りるのもありでしょう。

継続可能なのかという問題

では、バターコーヒーを飲むことに決めた、とします。
はたして毎朝毎朝毎朝毎朝、バターコーヒーを飲み続けられるでしょうか。
飽きますよね。
そのうち、苦痛になりますよ。
で、やめちゃいます。
これは、「○○だけを食べ続ける系ダイエット」の典型的失敗事例です。
ダイエットだけに限らず、ランニングの練習などにも言えることですけど、継続するために努力を要するっていうのはあまり良い状態ではないと思います。
努力=ほんとはイヤだと思ってることに気力で取り組む
ってことですから。
苦痛に感じることなく続けられることが理想なんです。

昼食と夕食にも気を配る

朝、バターコーヒーを飲みさえすれば昼と夜はどうでも良いのでしょうか。
そんなわけありませんよね。
ドカ食いはもちろんNGですし、ジャンクフードを食べてたら体に良いわけありません。
ジャンクフードとは、コンビニ食、ファストフード、チェーン系レストランなど、いわゆる、早い・安いを売りにしてるような食品です。
こんなものを食べてたら、何もかも帳消しになってしまいます。
出所の分かる食材を信頼できる人が調理した、野菜、肉、魚、炭水化物をバランス良く食べましょう。

ダイエットは食事だけでは成功しない

せっかく食事に気を配っていても、生活全体が乱れていてはダイエットは成功しません。
・食事
・運動
・休息
・生活環境

この4つが全て整っていて初めて健康的にダイエットができます。
睡眠時間が少なくて疲労がたまれば、体は免疫力を高めるために脂肪を蓄えようとします。
仕事などで過度のストレスを抱えている状態も同じ。
脂肪を蓄えやすい体質になります。
運動不足は言わずもがなですね。
ダイエット成功のためにはこれらに総合的に取り組む必要があるのです。

まとめ

以上のことを踏まえてMさんにアドバイスしたことをまとめます。
朝食に炭水化物を抜くというやり方には賛同する。
カロリー不足と飽きを防ぐため、バターコーヒー+卵など、アレンジを加えてみる。
昼食、夕食にも気をつかう。ジャンクフードはだめ。
サプリを上手に使う(プロテインやビタミンCなど)
食事だけに固執せず、睡眠時間やストレスなど、生活を総合的に改善するよう意識する。

 

持久系アスリートは、運動で消費したカロリー分はきっちりと補給しないといけません。
運動量と摂取量のカロリー収支が±0でも、運動時以外のカロリー消費が多くなるのでちゃんと絞れていくのです。
エネルギー不足で体が飢餓感を感じたら、逆に脂肪が増えますので、低カロリー食は避けなければいけません。
摂取カロリーを変えずに炭水化物と脂質のバランスを変えるのがポイントですね。
もちろんその他の栄養素はバランス良く摂りましょう。
以上、私なりの考えをまとめてみました。
Mさんの体作りの参考になれば幸いです。
 
はちゃの!
  

今回は以上です!

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