2019アイアンマン70.3上海レポート。

前回のスイム編からの続きです。

[関連記事]
→アイアンマン70.3上海 2019-10-20 【スイム】
 

バイク

更衣テントでウェットスーツを脱ぎ、ヘルメットなどを装着します。
脱いだウェットスーツはバイクバッグに詰め、
ボランティアさんに手渡し、自分のバイクラックへ走ります。
更衣テント~バイクラック~バイクスタートラインは200mくらい。
スイムアップからバイクスタートラインまでは500mくらいありそうでしたから
トランジットのタイム短縮も重要になります。
後から振り返ると、私は少しのんびりしすぎたかな、という反省もあります。
こういう部分での少しずつのタイムロスで、
レース後悔しい思いをすることがあるのです。
 
バイクコースは45kmを2周回です。
 

 
川にかかる橋を通過する際に、
少しの登り下りがありますが、
地形というよりも、道路施設の構造上の起伏で、
全体としてはフラットコースです。
ただ、今回はメイン会場から離れていく方向(往路、北→南方向)は
向かい風、メイン会場に向かう方向(復路、南→北方向)は追い風で、
フラットコースとはいえ、脚にかかる負荷がぜんぜん違いました。
 
舗装状態は素晴らしいです。
路面にヒビ1つありません。
日本は、国直轄の国道や高速道路などの舗装は比較的良いのですが、
田舎の市町村道、県管理の3桁国道などは、
修繕が追いつかず、ひび割れなどでタイヤの細いバイクでは怖いと感じることもあります。
中国の田舎の舗装を知らないので断言はできませんが、
私の印象としては、中国の舗装は素晴らしいと思います。
おそらくアスファルトをケチらずにかなり厚い舗装なんだと思います。
特に都市部などは交通量が多いし、
もしかしたら重量のある軍事車両などが走ることも考慮してあるのかもしれません。

エイドステーションはコース上に2カ所なので、
だいたい22~23kmおきに、計4回通過することになります。
水、スポーツドリンク、エナジージェルなどが補給でき、
不満や不便は感じません。
ドリンク類はスクイズボトルで渡されます。
 
あまり変化のないコースなので、集団が形成されやすく、
ドラフティングやブロッキングのペナルティを受ける選手が多かったようです。
私自信はなんのペナルティも受けなかったのであまり気にせずに走っていたのですが、
取り締まりはかなり厳しかったらしく、
「今日のマーシャルはクレイジーだったぜ!」
と、ゴール後に欧米の選手が話しているのを聞きました。
 
風が吹いていたとはいえ、
ほぼフラットのコースです。
どの選手もかなりの速度で走ります。
私は、同じようなフラットコースの合肥で、
調子に乗って飛ばしすぎて、脚を使い果たし、
終盤に大失速した経験があります。
この苦い経験から、今回は、やや抑え気味でバイクをこなし、
ラン勝負に持ち込む作戦でした。
速い選手に追い抜かれても、
シャカリキに付いて行かず、一定のペースで走ることを心がけました。
 

 
しかし、ちょっと抑えすぎた感は否めません。
平均36km/hというスピードで、2時間30分でバイクを終えました。
想定では2時間15分~20分くらいを目指していたのですが・・・
 
おかげでランでは、脚が痛くなったり攣ったりすることもなく、
快調に走ることができました。
ですが、この10分の遅れが後々ひびくことになりました。
  

ラン

ランはスイム会場にもなった明珠湖の周囲を回るコースです。
一周7km×3周回となります。
ランコースもフラットで、
舗装状態も良好です。
普段から車が走るような道路ではないかもしれません。
道幅は4m~5mくらいのところがほとんどです。
途中、距離あわせのために横道にそれる箇所があります。
この横道は狭く、1人分の幅しかなく、追い抜きが困難です。
これが100mくらいでしょうか。
3周回なので3回通ります。
(コースマップ上、丸で囲んであるか所)
 

  
エイドステーションは1.7kmおきに設置されています。
1周回のうちに4カ所のエイドステーションとなります。
水、コーラ、スポーツドリンク、エナジーバー、エナジージェル、バナナ、
消炎鎮痛剤のスプレー、などがあり、ほぼ満点の内容でした。
 
エイドステーションがあると、
減速したり、立ち止まったりしてしまうのですが、
今回に限っていえば、気温もそれほど高くなく、
疲労感も比較的軽かったので、
毎回補給する必要もなく、1個おきでも良かったかな・・という
反省点はあります。
1カ所につき10秒のロスが積み重なって、12カ所で2分の差になりますので。
 
バイクを追え、ラン1周目は、選手もまばらです。
脚のダメージが比較的少なかったので、
快調に走ることができ、何人もの選手を追い抜いていきました。
2周目、3周目と次第に混雑してきたものの、
走行ラインを妨げられる事もなく、走ることができました。
3周回を終え、フィニッシュゲートに向かう途中で2人を抜き、
最後は少しだけスピードを緩めてゴールしました。
ランは1時間34分。
エイドステーションでの補給時間を含めて、
4分半/kmのペースでした。
 

 

レース後

レースの結果は4時間48分でカテゴリ23位。
目標としていたタイムは4時間35分前後でしたので、
思惑よりも15分くらい遅れてのゴールでした。
23位では世界選手権の切符はもらえません。

トランジッションで少しのんびりしすぎたこと、
バイクの平均スピードをもう少し上げられたこと、
ランのエイドステーションで停まりすぎたこと、
などが反省点としてあげられます。
レース後の筋肉痛や下痢などもほとんどなく、
身体的なダメージが比較的少なかったので、
もう少し追い込めたのかもしれません。

しかし、過度に攻めたレースをした時に、
上手く行って、好タイムが出れば良いですが、
途中で脚が攣ったりして、失速するリスクも高いのです。
だから、今回のレース運びが失敗だったかと言うと、そうとも言い切れません。
フラットコースだからこそのペース配分の難しさ、
トランジッションやエイドステーションの迅速性の重要さを
改めて実感したレースとなりました。

あとは、やっぱり年齢ですかね。
なんだかんだ言っても、10年前の自分と比べたら衰えてきています。
年齢なりのベストを尽くし、練習からケア、レースをやりますが、
タイムだけ単純に比べると、やはり衰えを感じます。
今シーズンは誕生日の1ヶ月の違いで40-44カテゴリでした。
もしも、45-50カテゴリなら、
ロールダウンではありますが、世界戦の権利を獲ることができたようですし、
上記のタイムロスを無くせば、確実でした。
そう考えると、自分の中で希望も湧いてきます。
まだまだやれる、という自信にもなります。
特に今回は、アジア人よりも欧米人のほうが多いくらいに感じた選手層でした。
全体的にレベルが高いと感じました。
そんな中で、来シーズンからの45-50カテゴリでは、
ちゃんと準備と対策をすれば、それなりに戦えそうだという手応えをつかみました。

ということで、今年のレースは終わりです。
しばらく休んで、オフトレを始めます。
来シーズンは、またアイアンマン70.3を中心に取り組んでいこうと思います。
  

 

今回は以上です!
はちゃの!

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