雪国魚沼も春本番となりました。

日当たりの悪いところはまだ雪が残っていますが、
新緑が綺麗な季節になってきました。

春はイージーライドが楽しい

暖かくなり、軽装でバイクに乗れることがこんなに嬉しいとは。
嬉しくて、つい、ゴリゴリと追い込んでしまうのが
私の悪い癖です。

追い込み練習も必要ではありますが、
この季節は、ゆっくりと、季節を感じながらの
イージーライドも楽しまなければ!ということで、
この週末は、景色を楽しみながらのLSDライドに出かけてきました。

さすがにソメイヨシノの木は緑になっていますが、
桜は桜でも足下を彩るシバザクラが綺麗に咲いています。

関越自動車道の堀之内インター脇の公園では、
シバザクラが見頃です。
「シバザクラ祭り」が開催されていて、
お店も出ていました。

このシバザクラ公園、関越道堀之内パーキングエリアのすぐ横にありますが、
パーキングエリアから、公園へは行けません。
一旦、高速道路を出ないとダメ。
パーキングエリアから歩道橋などで結べば、
もっと賑わうはずなのに・・・

シバザクラ公園で休憩後、
公園裏山を上る道路には、スミレの花がたくさん咲いています。
根もとからの高さは10センチ程度。
綺麗な紫の花を咲かせていました。
速度を上げて走っていたら見過ごしてしまうほどの小さな花ですが、
バイクを停めてみると、あちこちに咲いていて、
小さいながらも、思い切り花びらを広げて
ミツバチたちに自己アピールしていました。
 
(ピンボケ写真ですいません)

水辺近くの小道には
ジュウニヒトエ(ウキランソウ、アジュガ)の花。
スミレよりも薄い紫の花がかわいらしいです。

こちらも15センチ程の高さで、
他の雑草に埋もれてしまいそうになっていましたが、
その綺麗さにしばし見入ってしまいました。

そして、
さらにひっそりと、目立たず咲いていたのが
ナズナです。
春の七草として有名なナズナですが、
とても華奢で、小さな白い花を咲かせています。
葉っぱがハート型💕なのが特徴的です。

普段なら完全に見落としている路肩の小さな花々ですが、
ゆっくり自転車を漕ぎながら、
意識的に周辺に目をやると、
とてもたくさんの花が咲いていました。

今回のように、
これからも時々は、「季節の花を楽しむライド」をやってみたいと思います。

春は小さな花が多いですが、
夏になると、大きな自己主張の強い花も増えてきそうです。

バイクを選ぶ時、エアロ性能と重さ、どっちを重視する?

質問をいただきました。
新たにバイクを購入したいのですが、
エアロ効果の高いフレームと、
重量の軽いフレームと、
どっちを重視したら良いか、で悩んでいるようです。

トライアスロンならエアロ重視で吉

一口にロードバイクと言っても、
いろんな種類があります。
乗る用途や、競技によって最適なバイクが違います。

ご質問の「エアロ性能」「重量」の他にも
カーボンやアルミ、鉄(クロモリ)といった「素材」の違い、
また、その素材の特性による「硬さ」の違い、
さらに、フレームにより「設計」の違いもあります。

それらを勘案して、総合的に決めていくわけです。

例えば、ヒルクライム(山登り)競技をメインに考える人ならば
少しでも重量が軽いほうが有利ですので
重量を重視したバイク選びになるでしょう。
ヒルクライムはスピードはあまり出ないため、
エアロ効果はあまり考えなくても良いかもしれません。

また、硬い素材は、漕ぐ力を効率よく推進力に変えられる反面、
反発力が強く疲れやすく、
柔らかい素材は、乗り心地が良く、疲れにくいですが、力の伝達という点では劣ります。

これら、あらゆる要素を、全てクリアするフレームはありません。

質問者様はトライアスロンをメインに考えていますので、
どちらかというと、「重量」よりは「エアロ」を重視したほうが良いと思います。
なぜなら、トライアスロンのバイクパートは、
ロードバイクレースとは違い、比較的平坦な道路を、
一定スピードを持続させて走るという傾向があります。
急な加減速、テクニカルなコーナリング、集団走がなく、
単独で黙々と走るのがトライアスロンのバイクパートです。
一度、巡航速度に達してしまえば、
多少の重量はほとんど問題になりません。
逆に、単独走行の敵は「風」です。
他人を風よけにすることはルール違反ですので、
いかに空気抵抗を受けずに走るかが勝負の鍵となります。
低い姿勢で、前面投影面積を減らし、
少しでもエアロ効果の高いフレームを使用したほうがよいでしょう。
いわゆるTTバイクを使用するのがベストです。
 

 
また、フレームと同様にエアロ効果にこだわるべきパーツが
ホイール、ハンドル、ヘルメットです。
特にヘルメットはフレームやホイールよりも低コストで調達でき
高いエアロ効果を期待できますので、ぜひヘルメットもエアロにしてみてください。
 

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もしも、ハンドルバーをエアロ効果の高いTTバー(ブルホーンバー)にする場合、
トライアスロン競技では、その効果を享受できるものの、
最もエアロ効果の高いTTポジション(DHポジション)時には
ブレーキから手を完全に離す姿勢で乗ることとなるため、
事故の危険性が高まることを念頭に入れなければなりません。

トライアスロン以外もやるならエアロロードもあり

また、一般の自転車ロードレースや、サイクルイベント等では
これら、TTバーの使用が禁止されることがほとんどです。
したがって、トライアスロン以外のサイクルイベントに出るという人は、
「エアロ」と「重量」を高いレベルで両立した「エアロロードバイク」
選択肢の1つになるでしょう。


エアロロードバイクは、一般のロードバイクよりも、エアロ性能を重視したバイクのことですが、
最近では、一般のロードバイク=エアロロードと、ほぼ同義になりつつあります。

エアロロードバイクはドロップハンドルを使用するのが一般的ですので、
トライアスロン以外のサイクルイベントに使用しても問題ありません。
ただし、エアロロードバイクでTTバーを使用する場合は、
設計上、サドルとハンドルの距離が遠すぎて(サドルが後ろすぎて)
良いポジションが出せない可能性があります。
専門的な話になりますが、シートチューブの角度が最低でも75度、
理想は78度以上ないとTTハンドルを使用した時の理想的なポジションが取れません。
(エアロロードは75度以下の物が多い)
この辺は、カタログを見たり、ショップのアドバイスを受けたりしながら
慎重に決めてください。


なお、CEEPOなど、
シートチューブ角の調整範囲が大きく、
一般的なロードポジションと、TTポジションと、両方に対応するバイクもあります。

まとめ

フレーム選びの際、
他にもいろいろな要素があるが、
「エアロ」と「重量」だけで考えた場合、
●トライアスロン→エアロ
●ヒルクライム→重量
●その他→エアロと軽量を両立したエアロロードが一般的になりつつある。

しかし、エアロロードバイクはTTハンドルと相性が悪い場合あり。
(シートチューブ角が73度前後で、ドロップハンドル寄りの設計が多いため)

今回は以上です!
はちゃの!

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